坂崎千春さん描きおろし!直筆サイン入りの新作ジクレーが登場
セーラーペンギンの万年筆とインクボトルもご紹介
「MOO:D MARK by ISETAN(ムードマーク バイ イセタン)」では、イラストレーター・坂崎千春さん描きおろしのペンギンをモチーフにした新作ジクレーを10月25日の午前11時頃から展開スタート!
また、ムードマーク限定販売となるセーラーペンギンの万年筆と、オリジナルカラーのインクボトル(好評につき完売しました)を展開。ムードマーク限定販売の万年筆は、1911年創業のセーラー万年筆とのコラボレーション第2弾。今回は、‟セーラー万年筆”の名にちなんだ可愛らしい『セーラーペンギン』がシルバーでデザインされています!
また、初登場のインクボトルはオリジナルカラーの『ペンギンブラック』。深海や夜空を連想させる深い色合いは、どこか温かみを感じる優しいカラーに仕上がりました。今回は、坂崎千春さんに、描きおろしの新作ジクレーについて、『セーラーペンギン』をデザインした万年筆のこだわりポイントや、オリジナルカラーのインクボトル『ペンギンブラック』の誕生、最近ギフトに贈ったものは?など、今回の新作アイテムやギフトにまつわるお話を伺いました。
坂崎千春さん描きおろしの新作ジクレー
今回の新作のジクレーは、各30点限定!さらに坂崎さんの直筆サイン・シリアルナンバーが入った特別な作品です。「お部屋に飾っても嬉しくなるような、贈るひとも想いをこめられるようなモチーフを描いてみました」という坂崎さんの温かい想いが感じられる新作ジクレーたち。ムードマークの限定発売です。
『プレゼント』
「お互いちょっと隠してサプライズ的にプレゼント交換している」という、ムードマークにぴったりのシーンを描いてくださいました。ハートと星、お互い好きなものを渡し合う姿が微笑ましい作品です。「ちょっとした日々の、ものじゃなくても嬉しい言葉だったりとか、会える嬉しさだったりとか、そういうとにかく良いものを交換しあうみたいなイメージの絵ですね」と、贈り物というシーンの根本にある大事な気持ちが詰まっています。
『星の配達』
流氷に乗って星を配達しにきたペンギン、夜空を眺めるペンギン、アパートでそれぞれの時間を過ごすペンギンたち。「今回はロマンチックな感じに」という坂崎さんの言葉がしっくりくる1枚です。よく見ると様々な種類のペンギンが共存していて、一つの『ペンギンアパート』にそれぞれの家族が仲良く生活している温かい世界を感じます。夜の海を現した風景は、落ち着きとくつろぎを与えてくれそうです。
坂崎さんの日常に溶け込む万年筆
普段から万年筆を愛用しているという坂崎さん。「以前は鉛筆とかボールペンを使用していましたが、万年筆でインクの色を変えて書くと楽しくて、同じものを書くにしても気分が上がります。スケッチやメモなどの残しておきたいものは万年筆を使います」
「万年筆を持つ事で自分で自分の機嫌をよくさせてくれる。字が絵みたいに書けて楽しい。」と、万年筆への深い愛情を感じられます。
そんな坂崎さんに万年筆を新調するタイミングを伺うと「仕事が煮詰まってというか、締め切りに追われていっぱいいっぱいになった時にふと買い物したくなったりして…。この仕事が終わったらこの万年筆を下ろそう」と、新しい万年筆をモチベーションとして自分へのギフトにした事があったそうです。
「自分から出てくる言葉を書くことができる万年筆は、やっぱり近しい存在に感じます」と、万年筆との心の距離感が感じられました。
セーラーペンギンをデザインした万年筆のこだわりポイント
昨年12月にムードマークで限定販売し、大好評につき直ぐに完売したペンギンモチーフの万年筆。今回もボディは黒をベースにし、セーラー万年筆にちなんだ『セーラーペンギン』のイラストをシルバーでデザインした、遊び心のつまった1本が仕上がりました。
今回の取材時にオリジナル万年筆と初対面した坂崎さんも、「イラストやクリップをシルバーにしたことでカジュアルになってしまうかなとも思っていたけど、光沢を感じてとっても良い雰囲気ですね」と万年筆を手に取ってらっしゃいました。
「今回の『セーラーペンギン』は正面を向いているので、お腹の部分が良く見えてシルバーが映えてますね」とお気に入りポイントもお話してくださいました。
万年筆のキャップには、裏と表にそれぞれカモメが。くるくる回すとカモメたちが飛んでいるようにも見えて、海上の賑やかさを連想させます。今にも泳ぎ出しそうなペン先のペンギンからも躍動感を感じます。「こんなに小さなペン先なのに、ペンギンがすごく綺麗に出ますね」と坂崎さんも感動されていました。
滑らかで書き味の良い定番の型だからこそ、初めての万年筆にもぴったり。「いろんな色のインクを入れて楽しむのも良いし、万年筆ならではの、滑らかな書き味だけでも気分が上がります」と坂崎さん。「誰かに手紙を贈るとかだと少しハードルが高いかもしれないけど、自分自身が書くことを楽しめるような感じで使ってもらえたら」と続けます。
初めての万年筆にはもちろんのこと、万年筆コレクターも集めたくなるような、愛らしいペンギンたちの万年筆が誕生しました。
細すぎないペン先が書きやすい仕様なので、自分用だけでなく、ギフトにもおすすめの万年筆です。
初登場のオリジナルインクボトル『ペンギンブルーブラック』
※現在インクボトルは完売となっております。
今回、初登場となったのがオリジナルカラーのインクボトル。万年筆のインクはブルーブラックが好きだという坂崎さんに『ペンギンブルーブラック』の誕生秘話を伺いました。
「今回はセーラー万年筆さんとのコラボレーションだから、描くイラストは『セーラーペンギン』、セーラーペンギンを描くのなら、やっぱりネイビーの色味が良いかなと想像していました」と、初めから坂崎さんの中でイメージは固まっていたそう。
更に「ブルーブラックのインクは、手紙や日記など文字を書く際に私自身もすごく好きな色なので、これでやらせていただけたら」とのことで、坂崎さんの“好き”がつまったインクボトル『ペンギンブルーブラック』が生まれました。
ブラックとブルーの良いとこ取りをした今回のオリジナルカラーは、万年筆の『セーラーペンギン』やカモメに繋がるような、どこか海を感じられる色味になりました。ラベルにデザインされた成分表記にも、坂崎さんらしい遊び心が。
<セーラー万年筆×坂崎千春 / SAILOR×Chiharu Sakazaki>万年筆用オリジナルボトルインク「PENGUIN BLUE BLACK」 50ml
「ダークナイト55%・ディープシー42%・そして、ちょっとつやがある色とお聞きしたので、リトルスターを3%入れてみました」と海のイメージにぴったり。「ペンギンが南極にいて、ちょっと夜に佇んでいるみたいなイメージ」と坂崎さん。
「黒だとちょっと堅すぎるけど、ブルーだとカジュアル過ぎてしまう。この色は柔らかさも出るし、ほんと良い色ですね。絶妙。」と、坂崎さんも一推し。
最近ギフトで贈ったものは?
「最近はお花にはまっていて、季節の花でブーケを作ってもらってギフトにしたり」と、何でもない時にもギフトを贈るという坂崎さん。本当に素敵だと思ったものは、つい誰かに贈りたくなるものですよね。「消え物だから気軽に贈れる」と相手を気遣う姿に、誰かを想う優しさを感じます。そんな坂崎さんの優しさがにじみ出たペンギンたちのギフトは、きっとまた誰かに優しさを届けてくれそうです。
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