世代を超えて愛されるジャン=ポール・エヴァンのショコラ
「ショコラは生きて進化し続ける創造的なもの」と語る
ショコラティエ、ジャン=ポール・エヴァンさんのこだわりを伺いました。
世代を超えて愛され続ける、世界トップクラスのショコラティエ<ジャンポールエヴァン>。
人気を博する理由には<ジャンポールエヴァン>ならではのこだわりと思いがありました。
今回は、ジャンポールエヴァン氏が大切にしている思いや、ショコラの魅力をお届けします。
INDEX
- 世界中の人を魅了し続ける<ジャンポールエヴァン>とは?
- ジャンポールエヴァン氏がショコラを楽しむために大切にしている『五感で楽しむこと』
- 毎年のコレクションテーマ選びには『皮肉とユーモア』を交えること
- はじめて<ジャンポールエヴァン>のショコラを食べる方におすすめなのは”タブレット”
- <ジャンポールエヴァン>ならではのショコラとは。”ボンボンショコラ”の味わい
- 季節限定アイテムはクリスマスやバレンタイン、ホワイトデーなどのギフトにおすすめ!
- どなたにでも好まれる<ジャンポールエヴァン>の”トリュフ”
- <ジャンポールエヴァン>人気の”キト”はプチギフトに喜ばれるギフト
- <ジャンポールエヴァン>を自宅で楽しむなら!ブティックではJPHメランジュの紅茶との相性が◎
- <ジャンポールエヴァン>のショコラは、生きて進化し続ける創造的なもの
世界中の人を魅了し続ける<ジャンポールエヴァン>とは?
フランスのブルターニュ地方の小さな村に生まれたジャンポールエヴァン氏は、幼い頃に父の果樹園で採れた果物でタルトを作り家族みんなを喜ばせた経験から、甘いものは人を幸せにしてくれることを知りました。
1970年代に、洋菓子やデザートを作る職人であるパティシエ、チョコレートを専門に扱う菓子職人であるショコラティエ、アイスクリーム専門の職人であるグラシエの資格を得た後に、インターコンチネンタル・パリでパティシエとして働き、24歳の時にホテル・ニッコー・ド・パリにて、ジョエル・ロブション氏のもとでシェフ・パティシエに昇格。ロブション氏とのかけがえのない出会いにより、数々の称号を勝ち得ます。
その後、フランス菓子界の中心的存在であるリュシアン・ペルティエ氏から日本出店を託され、日本で過ごす時間の中で、日本人の規律やこだわり、そして何より"体に良いものは心にも良い"という信念から多くを学んだそうです。
そして、2002年に東京と広島に、<ジャンポールエヴァン>初となる「カーヴ ア ショコラ」と「バー ア ショコラ」を備えたブティックを開店しました。
ジャンポールエヴァン氏がショコラを楽しむために大切にしている『五感で楽しむこと』
ジャンポールエヴァン氏のこだわりのひとつは、五感で楽しむということ。
<ジャンポールエヴァン>のカフェでは音楽を流していません。ショコラを食べた時のぱりっとした音、チョコレートドリンクを作るときの音などを含めて楽しんでいただきたいとのエヴァン氏の思いがあります。
照明もあえてうす暗くしているのは、ショコラだけにスポットライトを当てて、それ以外の情報を遮断しています。そうすることで、照明の光=視覚、店内の音=聴覚、味=味覚・嗅覚、ショコラの温度=触覚。五感で楽しんでいただきたい。とジャンポールエヴァン氏が常々言っていることだそう。
毎年のコレクションテーマ選びには『皮肉とユーモア』を交えること
ジャンポールエヴァン氏のもうひとつのこだわりは、毎年のコレクションテーマ選びに『皮肉』と『ユーモア』を交えること。
<ジャンポールエヴァン>のアイテムには、言葉遊び、ダジャレのようなものも。コアなファンの方だと、ジャンポールエヴァン氏の思いを推測することに楽しみを見出していることもあるそうです。
例えば、最近でいうと「ポワソン・シャ」。ポワソン=魚、シャ=猫。英語では、キャットフィッシュ。日本では、ナマズを意味します。そう名付けられたアイテムは、魚の形のチョコレートに、猫の顔の仮面がついているとか。
そして、パッケージに使われているデザインには、すべて自身で描いて構想を練り、友人のアーティストとお互いの意見アイディアをぶつけ合いながら進め形にしていきます。
ショコラの味わいに関しては100%エヴァン氏自身の味覚で決めていますが、デザインに関しては外部の会社に依頼するのではなく、このように進めているのは、他のメゾンとは異なる特徴の一つです。
はじめて<ジャンポールエヴァン>のショコラを食べる方におすすめなのは”タブレット”
ジャンポールエヴァン氏は、簡単で分かりやすい「タブレット」を通して、ショコラを紹介していきたいと考えていました。
農園に実際に行って、最高の栽培家によるその土地でしか栽培されない高品質のカカオを選別。そして、種を取り、バナナの葉っぱで包み、発酵させ、乾燥させます。ここまでの工程を原産国で行います。その後、乾燥させたカカオ豆をフランスなどに輸入して、そこから焙煎し、さまざまなカカオをブレンドしてオリジナルのタブレットを創り上げています。
時には、素晴らしいカカオの栽培家からインスピレーションを受けて、その土地でしか栽培されないカカオを使用したクリエイションを行います。そのタブレットは「グラン クリュ コレクション」となります。
<ジャンポールエヴァン>ならではのショコラとは。”ボンボンショコラ”の味わい
カカオはもちろんですが、卵やアーモンドなど全ての原材料の選抜をも自ら行なうのがこだわり。牛が青草を食べる量によって味にも変化があるので、季節によってバターや牛乳の産地を変えることもあるそう。原料の選別からすべての製造過程において、最上のものを届けるために原材料からこだわりを持って選び作られています。
ジャンポールエヴァン氏が愛する素材の「ショコラ」は、好みの味わいや感覚、レシピとシンプルな配合で独自のブレンドを開発しています。
<ジャンポールエヴァン>の「ボンボンショコラ」に使われている、砂糖を煮詰めてキャラメル状にした香ばしいナッツのプラリネは、甘さを抑えることによって引き出された強いアロマからなります。そこには、プラリネの繊細で生きた素材を使いこなす高度な技術が使われています。
<ジャン=ポール・エヴァン / JEAN-PAUL HÉVIN>ボンボンショコラ
※MOODMARKでは、ソーシャルギフトでの受注も可能なお品物です。
季節限定アイテムはバレンタインやホワイトデー、クリスマスなどのギフトにおすすめ!
<ジャン=ポール・エヴァン / JEAN-PAUL HÉVIN>ボンボンショコラ パリフォーエバー
<ジャン=ポール・エヴァン / JEAN-PAUL HÉVIN>ボンボンショコラ パリフォーエバー
どなたにでも好まれる<ジャンポールエヴァン>の”トリュフ”
<ジャンポールエヴァン>のトリュフは、ふんわりと軽やかな口あたりのガナッシュを香り高い上質なカカオパウダーでコーティングした一品。
<ジャン=ポール・エヴァン / JEAN-PAUL HÉVIN>トリュフ
※MOODMARKでは、ソーシャルギフトでの受注も可能なお品物です。
<ジャンポールエヴァン>人気の”キト”はプチギフトに喜ばれるギフト
<ジャンポールエヴァン>の中でも、プチギフトとしても選ばれることが多い”キト”。
シンプルでありながらも、品があるしっかりとした味わいが感じられます。外がさっくり、中がしっとりで、濃厚なショコラとアーモンドの香りが特徴。大切な日を祝うお祝いや、ホームパーティーなどの手土産にもおすすめです。
<ジャンポールエヴァン>を自宅で楽しむなら!ブティックではJPHメランジュの紅茶との相性が◎
ショコラは召し上げる前に少し常温に戻すと、口どけがよりなめらかに、香りも広がります。
そして、常温のお水で口の中をリセットしながらショコラを味わうと、より繊細なショコラの味わいが感じられます。
自宅で手軽に楽しむなら、シンプルな一口サイズのタブレット”カレ JPH メランジュ”。
ミルクチョコレート「カレ JPH レ」と、ビターチョコレート「カレ JPH ノワール」の二種類のチョコレートが入っています。素材と製法、そして感性に自信があるからこそ生まれたシンプルなおいしさ。ショコラそのものの魅力を堪能できる一品です。
<ジャン=ポール・エヴァン / JEAN-PAUL HÉVIN>カレ JPH メランジュ 12枚
※MOODMARKでは、ソーシャルギフトでの受注も可能なお品物です。
<ジャンポールエヴァン>のブティック内に備えているバーアショコラ(カフェ)では、ショコラとも相性の良い香りのラプサンスーチョンをブレンドした紅茶であるJPHメランジュを出しています。他の紅茶と比べて蒸す時間が短く、1分。苦味や渋みのない、甘いものと合わせるのがおすすめです。癖になる味わいで、いつのまにか虜に!
<ジャンポールエヴァン>のショコラは、生きて進化し続ける創造的なもの
日本にブティックが入り約20年。年齢層は、日本に入った当初からのファンの方60代・70代と、メインは30代・40代。そして、20代の方もいるので、幅広いのだそう。守りではなく、常に新しさを取り入れながら表現をしていること、それがどの世代のお客様にも愛され続けている理由のひとつです。
<ジャンポールエヴァン>を大切な方にギフトで贈り、受け取った方がまたお客様として<ジャンポールエヴァン>をギフトで選び、贈る。
憧れを抱き、特別な時にギフトで贈りたくなる。そんな素晴らしさを、皆が同じように感じているのかもしれません。
大切な日に、あなたの大切な方を想うギフト。ぜひこだわりの詰まった特別感のあるチョコレートギフトを贈ってみてくださいね。