GIFT IDEAS
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2021年2月9日
朝昼晩、その時々に味わいたい
和歌山から届いた「時」を感じる
ハーブティーのギフトセット
1日の中に訪れる「12」の時を連想させる<HERB+CAFE>のハーブティー「12 MOMENTS HERB TEA」がムードマークに届きました。
12の時を連想させるハーブティーを4種ずつ、朝、昼、晩と3つの時間帯ごとにセットにしたハーブティーセットは、ハーブの栽培から、フレーバーのブレンド、コンセプト、パッケージデザインまで、一貫してカフェ<HERB+CAFE>の店主・河野芳寛さんが手掛けています。
リモートワークなどで家の中で過ごす時間が長くなった私たちの暮らしの中で、お茶を淹れてほっと一息つく時間は、オンとオフを切り替えたり、気分をリフレッシュしたり、大切にしたい時間の一つなのではないでしょうか。
家の中で過ごしていると、朝昼晩の感覚があいまいになりがち。河野さんには「時間をテーマにしたハーブティーを作りたい」というところから、時計の文字盤から着想したシンプルで美しいパッケージのハーブティーを開発していただきました。
和歌山県有田川町にある<HERB+CAFE>を訪ね、河野さんにお話を伺ってきました。

たった一人でリノベーションしたカフェ<HERB+CAFE>
和歌山県有田川町は、海と山に囲まれた自然豊かな土地。住宅の合間に畑が広がる長閑な光景の中にカフェ<HERB+CAFE>はあります。白く塗られた無機質な壁面が印象的な<HERB+CAFE>は、一見すると工場のようにも見える佇まい。

「HERB+CAFEは、もともと父が営んでいた工務店をリノベーションしています。カフェの内装も、父が残してくれた工務店の材料を使って、一人で作業したので、カフェの完成まで2年くらいかかりましたね」と河野さん。

カフェの足元に目を向ければ、フォークリフトで運搬されるパレットが床材として使われていたり、キッチンとカフェを隔てるカウンターも様々な長さや厚みの木材を積み上げて造られていたりと、随所に河野さんの工夫とセンスが感じられる空間デザインも<HERB+CAFE>を訪れたくなる理由の一つ。店内の椅子やテーブルまで、ご自身で作られたのだとか。
20代の頃は、オーストラリアで「ウィンドゥディスプレイ」の仕事をしていた河野さん。その後、帰国して大阪のデザイン会社で働いたのち、生まれ育った和歌山有田川町にUターンしました。
「ハーブについての知識も経験も何もないとことからスタートしました。一からハーブの勉強をして、ハーブも試行錯誤を繰り返しながら種から育てたり、苗から育てたり。実際、ハーブを育ててみることで、ハーブそれぞれの特徴も肌身に感じることができました」と振りかえります。

「味わい」も「デザイン」も楽しめるちょっと欲張りなハーブティー
<HERB+CAFE>で提供されるメニューからは、随所に河野さんの美意識を感じられます。白いプレートの上には、大きめのクリアなマグカップ。たっぷりとハーブをブレンドした、ティーバッグでハーブの香りと味わいを楽しめるスタイルです。


<HERB+CAFE>のハーブティーは、味わってもらいたいお茶のフレーバーをイメージしながら、河野さんがブレンドを調節しています。「ハーブそれぞれの持ち味を感じとれるように、ブレンドするのは4種類まで。ブレンドは日々アップデートしながら、調節しています」と語ります。
また、河野さんがハーブティーをブレンドする時には「ハーブティーが苦手な方にも、その印象を変えていただけるようなブレンドを心がけています。個性的すぎるハーブは使わずに、初心者の方にも楽しんでいただけるハーブティーを提供したいと思っています」
実際に<HERB+CAFE>味わったハーブティーは、カップを鼻に近づけると酸味や花の香りが漂ってきて、それだけで気分が一新されるよう。大きめのカップを手のひらで包み込んでハーブティーを味わう時間は、朝の目覚めの一杯に、仕事の合間にちょっと一息付く時に、ゆったりとした夜時間に寄り添ってくれるような優しい味でした。
パッケージを開けた先にも楽しみがあるようにと考えられた「ハーブティーセット」
「12 MOMENTS HERB TEA」の時計の文字盤から着想を得た、シンプルで美しいデザインのパッケージも、河野さんによるデザインです。

「プレゼントでハーブティーを贈る時でも、ご自分でハーブティーを楽しまれる時でも『パッケージを開けた先にも楽しみがあるように』と思いながらデザインしました。円錐型の包みにティーバッグを入れたのは、漏斗のようにハーブを抽出していくイメージから」と河野さん。
【12MOMENTS HERB TEA FOR MORNING】
朝をイメージしたハーブティーは4種。レモングラス、ペパーミント、ハイビスカス、オレンジピールなどをブレンドしたフレッシュさやすっきりとした味わいのハーブティーが楽しめます。カフェから車で10分程の畑で、河野さんが無農薬で栽培しているレモングラスやペパーミントも使われています。
※ノンカフェイン

【12MOMENTS HERB TEA FOR AFTERNOON】
昼をイメージしたハーブティーは、ジャスミン、ベルガモット、ジャーマンカモミール、ダンデライオンなどを使ってブレンドした4種。ゆったりとした時間が流れるような、優雅な香りの紅茶や、ちょっとスパイシーでアクセントになるような味わいのハーブティーも。いずれも大きめのティーバッグにたっぷりハーブが詰められているので、ティーポットでも充分に楽しめます。

【12MOMENTS HERB TEA FOR EVENNING】
ローズヒップ、柚子、バジル、ローズマリー、タイム、ほうじ茶などをブレンドした4種のハーブティーは、ゆっくりと過ごしたい夜時間のために。香ばしさや、優しい甘みを感じる4つのハーブティーが詰められた円筒型のパッケージには、時を刻む時計の文字盤をモチーフにしたデザインがあしらわれています。

【12MOMENTS HERB TEA SPECIAL SET】
朝、昼、夜をイメージしたハーブティーセットの他、朝昼晩の3つのハーブティーセットが揃うスペシャルエディションも。

普段からハーブティーを楽しんでいる方へはもちろん、ハーブティー初心者の方にも贈りやすいギフトですね。
それぞれのハーブの持ち味を感じることだけでなく、ハーブティーを淹れる時間や、丁寧にデザインされたハーブティーのデザインなど、魅力の詰まった一品。美しいものが好きな方やセンスを大切にしている方にもおすすめしたい、「朝昼晩」それぞれの時間に優しく寄り添うようなハーブティーセットです。