【和歌山県のギフト】
CHOUETTE D’OR(シュエットドール)のレザーアイテムを、永く愛せる特別な贈り物に。
和歌山県白浜町の海沿いにアトリエを構える「CHOUETTE D’OR(シュエットドール)」。「本当に良いものを、永く愛用していただきたい。」との想いで一つひとつ丁寧に作られるレザーアイテムは、年月と共に変化していく革自体の個性を楽しむと同時に、モノの本質的な価値を伝えてくれます。白浜町のアトリエにお邪魔し、代表の真鍋さんにお話を伺いました。
自分だけのレザーアイテムを求めて。多くの人に支持される「白浜レザー」
“自分だけのレザーアイテム”を求めて、遠方からも多くの人が訪れる<シュエットドール / CHOUETTE D'OR>のアトリエ。セミオーダーを中心に、一つひとつ手作業で作られるレザーアイテムの品質の高さに口コミが広がり、シュエットドールのレザーアイテム=「白浜レザー」という言葉が定着しつつあるほど。
兵庫県の姫路・東京都の浅草に並び、実は日本三大皮革産地である和歌山県。西洋の職人を招いて技術を取り入れてきたという歴史的な背景もあり、日本のなめし革の発祥地とも言われています。シュエットドールの「白浜レザー」は、改めて和歌山の革の魅力を知るきっかけとなっているのです。
シュエットドールが人気の理由の1つは、革の種類や色、ステッチの色など、数百種類の組み合わせから自分だけのレザーアイテムが作れること。デザインを選べることはもちろん、永く使うことで変化していく革の表情も、愛用者の楽しみのひとつとなっています。
<左:新品のお財布 右:同シリーズで使い込んだお財布>
「CHOUETTE D’OR」=“金のフクロウ”に込められた想い
ブランド名である「CHOUETTE D’OR(シュエットドール)」は、日本語にすると“金のフクロウ”という意味。ブランド名に込められた想いには、真鍋さんの家族のエピソードが関係しているのだそう。
真鍋さん:「僕には歳の離れた妹がいるんですけど、幼い頃に片時も離さず大事に持っていたフクロウのぬいぐるみがあったんです。毎日持っているもんだから、汚れてしまったのを見た母がある日洗濯をしたんですけど、洗って一日干したフクロウは姿が変わってしまったんです。そうしたらもう妹はギャン泣きしまして…。母は「新しいのを買ってあげる」と言ったんですが、それは妹にとっては意味のないことでした。」
真鍋さん:「その時に感じたのが、キレイだから良いって訳じゃないということ。手触りや使い古した雰囲気、一緒に過ごした年月も含めて、その物に愛着が生まれるんだな、と。物に対する価値の根本的な部分でもあるのかな、と感じました。」
その時のフクロウに着想を得て、“金のフクロウ”を意味する「CHOUETTE D’OR(シュエットドール)」というブランド名をつけたのだそう。真鍋さんの、モノづくりに対する姿勢や想いが伺える、素敵なエピソードでした。
得意な事を仕事に。ブランド立ち上げまでのお話
洋裁が得意な家族の影響もあり、元々はアパレルショップで勤務していたという真鍋さん。レザークラフトはあくまでも趣味の範囲でありながら、友達や周りの方の要望を聞きながらお財布などを作っていたのだそう。
そんな中で「将来独立してお店を持ちたい」という思いを抱いていた真鍋さん。「得意なことを仕事にしたら良いんじゃないか?」と思い立ち、1人でレザークラフトブランドをスタートさせました。趣味の段階から様々な要望を聞いていたこともあり、はじめからある程度オーダーの基盤の形は出来ていたのだとか。
「最初の半年は、ブランドが続けられるか焦りも感じました。」という真鍋さんですが、新しいお客さまから次のお客さま、という形で口コミが少しづつ広がっていったそう。今でもセミオーダーが注文のほとんどで、使い始めた後にさらに改良のオーダーを希望するお客さまもいるのだとか。
「次の代まで、使い続けてほしいから」モノづくりへのこだわり
支持を集める理由は、単に好きなデザインを選べることに留まらず、“本当に良いものを永く愛用してほしい”というコンセプトを体現するような、使う側の立場を考えた細やかな配慮が、愛用者にきちんと伝わっているからこそ。
「最近は小さなお財布が流行っているけれど、お札を折らないといけないものも多い。そもそも海外ブランドのものだと、日本の紙幣が基準になっていないので使いにくいんです。元々オーダーをずっとやっていたので、お客さまの悩みや不満などのデータはたくさん蓄積しています。」と、真鍋さん。
1万円札がギリギリ納まるよう計算されたギリギリのサイズ感のお財布は、他にも細かな工夫がたくさん。立体設計の小銭入れはコンパクトながらも収納力は抜群で、すべてファスナーの中に収まるので男性がポケットに入れる際もスマート。さらに、通常のカード入れの他に数枚名刺が入るようになっていて、名刺入れを忘れた時に活躍します。
「なかには難しいオーダー内容もあって大変な時もありますが、お客さまの理想の形になっていくのは嬉しいし面白いです。」と、真鍋さん。
持ち主だけではなく、その次の代にも受け継いでもらえる上質な革製品を目指し、ハンドメイドにこだわった製品づくりからアフターフォローまでを行っています。
<シュエットドールの皆さん>
永く愛用できる一品は、特別な贈り物に。ムードマークでセミオーダーも開始
セミオーダーのお財布は、大切な方への贈り物はもちろん、自分へのプレゼントにもおすすめの一品。今回ムードマークでは、人気のコンパクトウォレットをご紹介します。布地は白・黒の2色、ステッチのカラーは5色からセレクト可能。
【受注商品|ステッチカラーオーダー】Compact wallet MAGALIE(マガリー)
同シリーズの既製品もご紹介。手のひらに収まるサイズ感でありながら緻密に設計された内装に加え、年代性別問わず使いやすいシンプルなデザインも魅力です。
日常生活をちょっと豊かにしてくれる、上質なレザーコードホルダーも。ムードマークでは、スタイリッシュに使いこなせるカラーの2点セットをご紹介。自宅やオフィスはもちろん、出張や旅行にも活躍してくれます。高級感がありつつ、実用的で気の利いた贈り物として喜んでもらえそう。