福井の“ホクホク”ギフト。とみつ金時スイーツで贈る、記憶に残るやさしい甘さ
美味しいものを贈りたい——それは、いつの時代も変わらないギフト選びの本質です。
でも、せっかくなら“想い”まで伝わるものを選びたい。そんなあなたに、ぜひ知ってほしいのが、福井県発のスイーツブランド「ふくのいも」。主役は、福井県あわら市の丘陵地で育つ「とみつ金時」。ホクホク感とやさしい甘さが特徴のこのさつまいもは、“幸福度日本一”の地で育まれた、“福”を呼ぶ素材です。
この記事では、その「とみつ金時」の魅力と、それをまっすぐにスイーツへと昇華させた「ふくのいも」の取り組みを、いのうえ株式会社 専務取締役 井上才蔵さんへのインタビューをもとにご紹介します。読めばきっと、誰かに贈りたくなる。そして、自分へのご褒美にもしたくなる。
“記憶に残るギフト”に出会える物語を、どうぞお楽しみください。
ホクホク感は、福井の土から──とみつ金時とふくのいもの出会い
福井県あわら市、富津(とみつ)地区。この地は、美味しいさつまいもを育てるのに理想的な条件を備えています。
見渡すかぎりの丘陵地。しっとりさらさらの砂は水はけがよく、芋の根が伸びやすいため、芋がまっすぐ大きく育つ。また収穫後には「キュアリング貯蔵」と呼ばれる工程を経て、芋に傷がつきにくくなり、でんぷんが糖に変化していきます。土付きのとみつ金時を35℃、湿度95%以上の室内に約90時間置き、その後、一気に12℃まで温度を下げて湿度を85%にして保存。徹底した温湿度管理で表面が蓋をするようにコルク化することで、最適な水分量を含ませたまま長期間美味しい状態を維持できます。
こうして生まれるのが、福井県産ブランド芋「とみつ金時」。口に含んだ瞬間、ホクホクとした舌触りとともに、じんわりと甘みが広がります。その美味しさを初めて体験した時の感動を、スイーツとして形にしたい──それが「ふくのいも」の原点です。
ブランドを立ち上げたのは、井上才蔵さん。彼がこの芋に出会ったきっかけは、福井県内の農家を訪ね歩いていた頃のことでした。
「甘さだけじゃなくて、食感がとにかくいいんです。ねっとりというより“ホクホク”。焼き芋らしい理想的な芋だと感じました」
全国的には“ねっとり系”の紅はるかが主流の中、あえて“ホクホク系”のとみつ金時を選んだ理由は、その個性にこそ価値を感じたから。素材としての力を信じ、甘さや水分量、食感を活かしたスイーツ開発に踏み切りました。
「僕らが主役じゃないんです。あくまで“とみつ金時”が主役で、その魅力をどう引き出すかが、ふくのいもの役割なんですよ」
その言葉どおり、ふくのいもではとみつ金時を使った焼き芋、プリン、スイートポテトなどを展開。素材の力を活かすことに徹し、地元農家との連携を大切にしながら、味のバリエーションと体験性を広げています。
「とみつ金時」に関する詳細は 美食福井 | FUKUI Gastronomy▼ をご覧ください。
観光から“記憶に残るお菓子”へ──新しいものづくりの挑戦
「ふくのいも」を運営するいのうえ株式会社は、もともと福井・永平寺門前町で観光土産を扱う老舗企業でした。創業は昭和30年代。団体旅行全盛期の時代、多くの参拝客でにぎわう永平寺の門前に店を構え、長年にわたって地域に根ざしてきました。
そんな家業を継いだのが、井上才蔵さん。大阪でマーケティングの仕事に従事したのち、2019年に福井へUターン。「福井の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい」という想いがあった一方で、現実には観光地としての永平寺も変化を迫られていました。
「門前町の通りは、すっかり人通りが減っていたんです。団体観光も少なくなっていて、“このままじゃ福井が忘れられてしまう”と感じました」
そんな危機感の中で芽生えたのが、「記憶に残るお菓子をつくろう」という想い。福井という土地の魅力を、五感で体験してもらえる“ギフト”という形にできないか──。
そのとき出会ったのが、ブランド芋・とみつ金時でした。
「お土産って、ただ買ってもらうだけじゃ意味がない。帰ってからも“あれ美味しかったね”って話してもらえるような、“記憶に残るお菓子”を作りたかったんです」
この想いが、「観光から製造業へ」という大胆な業態転換を後押ししました。やがて、新ブランド「ふくのいも」を立ち上げ。家業のルーツである“贈る文化”を活かしながら、地元の農産物に新たな価値を与えるものづくりをスタートさせました。
ホクホク芋の贈り物──味わい深い“福井の甘さ”をギフトに
ふくのいもの魅力を語る上で欠かせないのが、「とみつ金時」を主役に据えたスイーツギフトの数々です。中でも人気を集めているのが、ホクホク感を最大限に活かした芋けんぴとパリッとした食感が魅力の芋チップスシリーズ。
素材の味をじっくり引き出した「プレーンタイプ」芋チップスは、芋好きにはたまらない一品です。調味料を使用せず、とみつ金時本来のやさしい甘さと香りを活かしています。
加えて、芋けんぴは地元の調味料と掛け合わせた2種のフレーバーも展開。「味噌」は福井の老舗「米五のみそ」を使用し、深いコクと塩気が後を引く味わい。「塩」には越前の海水から作られた志野製塩所の塩を使用し、甘さとのバランスが絶妙です。
「芋の甘みって、調味料との相性がとてもいいんです。ただ甘いだけじゃなくて、変化があるから最後まで飽きない。3種を食べ比べてもらえるのが嬉しいですね」
そしてもう一つ、ギフトとしての満足感を高めているのが「お芋掘りスイートポテト」。こちらは見た目にも楽しい設計で、さつまいも畑から芋を掘り出すようなビジュアルとパッケージが特徴です。フォークで掘って食べるという体験を通して、子どもの頃の芋掘りの思い出や、どこか懐かしい感覚を呼び起こしてくれます。
「お芋って、どこか原体験とつながっている食べ物。だからこそ、“掘る”という動作に意味があると思うんです」
食べて美味しいのはもちろん、箱を開けた瞬間の驚きや、フォークを入れるときの楽しさまでを含めて、“体験としてのギフト”を目指しているふくのいも。ムードマークではそれぞれ単品でもセットでも購入可能で、贈り物としてのバリエーションも広がっています。
「“とみつ金時”って名前が、まずいいですよね。贈り物にぴったりな響きがあると思うんです。おいしい“金時”を、ぜひ誰かに届けてもらえたら嬉しいです」
ふくのいもが届けるのは、味わいだけでなく、記憶とともに贈る“福井の芋時間”。その一つひとつに、土地の恵みと作り手の想いが込められています。
福井の恵みを一箱に──地元素材との掛け合わせと未来の展望
ふくのいもの魅力は、さつまいも単体の美味しさだけにとどまりません。福井県の食文化を尊重し、地元の生産者と手を取り合いながら、“味のかけ算”によってさらに深い魅力を引き出しています。
「ギフトって、“地元の誇り”を包んで渡すものでもあると思っていて。だからこそ、“福井らしさ”を感じてもらえる素材選びを心がけています」
さらに、今後の展望として注力しているのが「米粉スイーツ」の開発。福井はコシヒカリ発祥の地として知られる“米どころ”。この米を活かしたグルテンフリーのスイーツ開発は、健康志向の高まりやインバウンド需要も視野に入れた取り組みです。
「焼き菓子にも、プリンにも、お米の良さを活かせると思っています。福井のお米も、“甘さ”ではさつまいもに負けてないんですよ(笑)」
また、今後は観光地・あわら温泉に新たな直営拠点を設ける構想も進行中。とみつ金時の産地に近いこの地で、“食”と“旅”が交差するような体験型施設の展開を目指しています。
「旅先で美味しいものを食べて、それをお土産で持ち帰る。その循環を、もう一度この街に根付かせたい。ふくのいもは、その起点になりたいんです」
“福”を運ぶ、とみつ金時。そして、それを形にする「ふくのいも」。この小さなブランドの挑戦は、福井の未来とともに、まだまだ広がりを見せています。
いのうえ株式会社 専務取締役 井上才蔵さん
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