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クルミッ子が大人気の<鎌倉紅谷>
クルミッ子誕生までのヒストリーやお菓子屋さんとしての思い

クルミッ子が大人気の<鎌倉紅谷><br>クルミッ子誕生までのヒストリーやお菓子屋さんとしての思い

ムードマークでも大人気の<鎌倉紅谷>のお菓子。おいしくてかわいいギフトにぴったりのラインナップは、もちろん自分へのご褒美にも◎。メディアやSNSでも話題の<鎌倉紅谷>の、知られざる歴史やお菓子屋さんとして大切にしている思い、更には人気商品クルミッ子の誕生秘話まで!横浜にある工場・店舗・カフェ一体型の店舗「クルミッ子ファクトリー」で、代表取締役の有井宏太郎さん、取締役副社長の有井敦子さんにお話を伺いました。

INDEX

おいしいと楽しいが溢れるクルミッ子ファクトリー

横浜のクルミッ子ファクトリーでしか味わえないクルミッ子がトッピングされたパフェ



横浜にある工場・店舗・カフェ一体型「クルミッ子ファクトリー」。クルミッ子がトッピングされたパフェなど、ここだけしか味わえないオリジナルメニューが人気です。また大きなガラスの向こうを覗けば、職人たちによりクルミッ子が作られていく楽しい光景が。甘い匂いに包まれながら、幸せなひと時を過ごせると話題のスポットです。

そしてクルミッ子と同じサイズで作られた「クルミッ子ファクトリー」のレンガには、時折リスくんの姿が!遊びに行った際にはぜひ探してみてくださいね。

「クルミッ子」と同じサイズ作られた特注品のレンガ

先代が紡いだ鎌倉紅谷のお菓子

「鎌倉だより」や「あじさい」

<創業初期から人気の「鎌倉だより」や「あじさい」>



鎌倉紅谷の創業は1954年。現在代表取締役を務める有井宏太郎さんの、ご祖父様とお父様が鎌倉の地で菓子処を創業したことからはじまりました。

和菓子メーカーで経験を重ねたご祖父様と、洋菓子メーカーで腕を磨いていたというお父様。二人三脚で営むお菓子屋さんには、桃山や蒸し饅頭、ケーキやプリンなど、和菓子と洋菓子が一緒に並んでいたそうです。「時々祖父が、『弟子が洋菓子ばっかり作っている』とお客さんにこぼしていたらしい」という、ついクスっとしてしまうようなエピソードも飛び出しました。

当時のショーケース

<当時のショーケースの様子がモノクロの写真にしっかりと収められていました。>



そんな和菓子と洋菓子が一緒に並ぶユニークなお菓子屋さんに、40年ほど前から焼き菓子が増えはじめます。鎌倉が観光地として人気になってきたため、お土産に持ち帰れる常温の商品として、サブレなどの焼き菓子が展開されていきました。なんと当時は移動販売のようにリヤカーでサブレを売っていたこともあったとか。

そしてこの時から既に人気だった鎌倉紅谷のお菓子が「鎌倉だより」や「あじさい」。軽やかな食感とほんのり香る甘さが魅力の「鎌倉だより」は、お茶にもコーヒーにも◎。大人のおやつタイムに嬉しいサブレです。しっかり染みた練乳ソースのミルク感がたまらない「あじさい」は、やみつきになるザクッとした食感。先代が築いてきた鎌倉紅谷のお菓子は、まさに和と洋のハイブリッド。今も変わらず愛され続けるおいしさです。

<鎌倉紅谷>詰合わせ

創業当時から人気のサブレ「鎌倉だより」と、46年余りの歴史があるラスク仕立ての焼菓子「あじさい」、パッケージのリスくんがアイコニックな「クルミッ子」。鎌倉紅谷のスターが揃った豪華なセットは、ギフトに贈れば喜ばれること間違いなしです。

<鎌倉紅谷>詰合わせ
詰合せ03【クルミッ子6個とあじさい4枚、鎌倉だより6枚の焼き菓子ギフトセット】 詳しくはこちら 詰合せ05【クルミッ子10個とあじさい8枚のギフトセット】 詳しくはこちら
詰合わせ

大人気スイーツ「クルミッ子」の誕生秘話

クルミッ子



メディアやSNSで度々話題になる「クルミッ子」。そのおいしさに加えて、リスくんが描かれたかわいいパッケージも人気の理由の一つです。映えるお菓子としても人気のクルミッ子には、あまり知られていない誕生秘話がありました。

クルミッ子が誕生したのは約40年ほど前。元々は「鎌倉だより」の余った生地を無駄にしないよう、その生地を使って作りはじめた商品でした。また当時のパッケージには、お父様が好きだったという源頼朝の姿が。今のクルミッ子とは雰囲気の違う装いに驚きです。

クルミッ子

<当時のクルミッ子のパッケージはかしこまった印象です。>



現在のようなリスくんが印象的なパッケージへと変わったのは、有井さんが社長に就任されたタイミングの2008年。個包装のフィルムにデザインされていたリスくんを、表のパッケージにも表現しました。これまでは表の包装を剥がさないと出会えなかったリスくんですが、ここから一気に人気者へと駆け上がっていきます。

ぎっしりと詰まった歯ごたえのよいクルミと、甘さとほろ苦さの絡み合った自家製キャラメルを挟むバター生地。人気商品になった今も、生地のベースはそのままに、変わらない味わいを目指して作り続けられています。

<鎌倉紅谷>クルミッ子10個入(缶)

自分へのご褒美としても人気が高いクルミッ子。おいしくてかわいい大好きなお菓子だからこそ誰かに贈りたい。そんな気持ちにさせてくれる、ムードマークでも大人気の商品です。断面から見るクルミは、時々ハートの形になっていることも!ハートを見つけたらぜひハッシュタグ「#ラッキーハートクルミッ子部」をつけてSNSでシェアしてみてくださいね。

<鎌倉紅谷>クルミッ子10個入(缶)
クルミッ子10個入(缶) 詳しくはこちら
クルミッ子10個入(缶)

そして「クルミッ子ファクトリー」では、そんな大人気のクルミッ子の製造過程を間近で見ることが出来ます!職人が丁寧に仕上げていくその過程に、大人もワクワクすること間違いなしです。

クルミッ子の食感に欠かせない生地は一枚ずつ職人が丁寧に伸ばしている



クルミッ子の食感に欠かせない生地は一枚ずつ職人が丁寧に伸ばしていきます。1枚の鉄板からは、135個のクルミッ子が作られます。そして、歯ごたえの要となるクルミもたっぷりと。

大きなお鍋で丁寧にクルミッ子のキャラメルが作られている



オープンキッチンの中では、大きなお鍋で丁寧にクルミッ子のキャラメルが作られています。ぐつぐつと香り立つ鍋の中に、バター、生クリーム、砂糖を入れて煮立てたところに、クルミをたっぷり入れていきます。キッチンの中には甘くて美味しい香りが広がります。

キャラメルは、熱々のうちに特製バットに移し、職人が滑らかに整える



クルミッ子のキャラメルは、熱々のうちに特製バットに移し、職人が滑らかに整えます。この後、外側のバター生地と合わせていきます。

超音波カッターで個別に切り分けていきく



クルミッ子は超音波カッターで個別に切り分けていきます。出荷前には万が一に備えて、金属探知機でのチェックも怠りません。

丁寧に作られたクルミッ子は、一つずつパッケージングされていく



丁寧に作られたクルミッ子は、一つずつパッケージングされていきます。ファクトリーでは、1日に25,000個以上ののクルミッ子を作っているとか。どれもたっぷりの愛情を込められて私たちの手元までやってきます。

クルミッ子ファクトリー クラフトマン(職人)たちがクルミッ子を作る光景

鎌倉紅谷の転換期

左:副社長の有井敦子さん 右:代表取締役の有井宏太郎さん 2

<左:副社長の有井敦子さん 右:代表取締役の有井宏太郎さん>


歴史の長い鎌倉紅谷ですが、今までにいくつかのターニングポイントがあったという有井さん。一つ目は、やはりクルミッ子のパッケージ変更。これには副社長である奥様の意見が大きかったとか。「クルミッ子は大好きなのに、今のパッケージじゃ気持ちを込めておすすめできない!と感じていた」と、当時の気持ちをストレートな言葉でお話してくださいました。



そしてここで思い切ってクルミッ子のパッケージを変更したことにより、メディアでのクルミッ子の立ち位置が変わっていきます。それまでは観光誌の取材が多かったクルミッ子でしたが、パッケージ変更後は女性誌への掲載が多くなり、女性人気は高まる一方。「パケ買い」という言葉があるくらい、お菓子にとってパッケージも大切な要素であったことに気づいたタイミングでした。

左:副社長の有井敦子さん 右:代表取締役の有井宏太郎さん 1



二つ目は、クルミッ子が「平成24年3月 第25回神奈川県名菓展菓子コンクール」にて最優秀賞を受賞したこと。実はクルミッ子の出品はダメ元だったというので本当に驚きです。これにより様々なメディアへの露出が増え、急な成長による忙しさに戸惑い、現場の方にも苦労を掛けてしまった。それでも鎌倉紅谷の魅力を広げていくには、とても大事な転換期だったと有井さんは仰います。

そして三つ目は、2011年の秋にSNSをスタートさせたこと。当時は今ほどお菓子屋さんがSNSをやっている時代ではなかったので、埋もれることなくファンの方々とコミュニケーションが図れたことが大きかったそうです。

またInstagramが広がり始めた頃「#クルミッ子」を検索すると既に3000件ほどの投稿があったことを知り驚いたそうです。誰もが好きなものやことを発信出来る時代だからこそ、公式からもしっかりファンに喜んで頂けるような取り組みをしなきゃいけない。そうして始まったのが、フォトコンテストなどのファン参加型の企画。ファンと一緒に楽しむ姿勢は当時から変わらないようです。これまでのお話を伺うと、改めてファンに対しての熱い気持ちが伝わってきました。


パイオニアとしてのお菓子作り

クルミとパイ~クルミッ子キャラメルソースを添えて~

<サクサク感がクセになる「クルミとパイ~クルミッ子キャラメルソースを添えて~」>

2024年に70周年を迎える鎌倉紅谷は、これまでの歴史の中で様々な変化を続けてきました。社長の有井さんは「パイオニアでありたい」と仰います。シェフを迎えての商品開発の際も、ブームに乗るのではなくて、新しいお菓子を作りたい気持ちが強かったそう。

例えば、周りのお菓子屋さんが自分たちと似たお菓子を作り始めたり、イメージと違った流行り方をしていたら思い切って手を離す。そういった決断を大事にすることで、鎌倉紅谷のお菓子が一過性になってしまうことを避けてきたといいます。

副社長の有井敦子さん 代表取締役の有井宏太郎さん



そうして生まれたお菓子たちの中で、高い人気となっているのが「 petit paquet(プティ・パケ)」や「クルミとパイ~クルミッ子キャラメルソースを添えて~」。鎌倉紅谷初めてのクッキー缶となった petit paquet(プティ・パケ)ですが、開発メンバーから商品の提案を受けた時はテンションが上がったとのこと。原点回帰や新しいチャレンジの意味を込めたクッキー缶は、特別な商品となりました。

変わり続けることで、お菓子との新しい出会いを私たちに届けてくれる。そんなパイオニアとしての鎌倉紅谷を感じることが出来ました。

<鎌倉紅谷>petit paquet(プティ・パケ)

本店のカフェでメニューに添えられていたリスくんのクッキーをはじめ、小さい鎌倉だよりなどが楽しめるクッキー缶。お家でもカフェ気分が楽しめる、ファンにとっては嬉しいアイテムですね。

<鎌倉紅谷>petit paquet(プティ・パケ)
petit paquet(プティ・パケ) 詳しくはこちら
<鎌倉紅谷>petit paquet(プティ・パケ)

<鎌倉紅谷>クルミとパイ~クルミッ子キャラメルソースを添えて~8本入

サクサクの食感が楽しめる、ふんだんにクルミをのせたパイ。クルミッ子のキャラメルを再現したソースをかければ、ひと手間かけて生まれる濃厚なおいしさです。

<鎌倉紅谷>クルミとパイ~クルミッ子キャラメルソースを添えて~8本入
クルミとパイ~クルミッ子キャラメルソースを添えて~8本入 詳しくはこちら
<鎌倉紅谷>クルミとパイ~クルミッ子キャラメルソースを添えて~8本入

<鎌倉紅谷>CHOCCO 8個入

“ルビーチョコレート”と“ブロンドチョコレ―ト”を、それぞれハードなクッキーでサンドした歯触りの楽しいお菓子。香ばしさの中にヨーグルトのような爽やかさを加えた「ココア&ブロンドチョコレート」と、ピンク色がかわいいフルーティーな「ゆずベリー&ルビーチョコレート」がセットになっています。

<鎌倉紅谷>CHOCCO 8個入
CHOCCO 8個入 詳しくはこちら
<鎌倉紅谷>CHOCCO 8個入

お菓子屋さんの役割とは

クルミッ子ファクトリー



「お菓子は幸せ必需品、お菓子屋はエッセンシャルワーカー」。この言葉は、有井さんご本人はもちろん、多くのお菓子屋さんが感じ、口にしていた言葉だそう。

世の中が不安定になっていたここ数年、 SNSを通じて聞こえてきたのは「クルミッ子が大好きです」や「鎌倉紅谷のお菓子が心の支えです」といったお客さまの声。どんな時代でもお菓子屋さんとしての役割がきちんとあることに気づき、お客さまからの励ましで自分も幸せになれたといいます。そして同時に、お菓子屋さんとして本質的な役割をもっと言葉や態度で示していかなければいけないとも感じたと有井さんは仰います。

代表取締役の有井宏太郎さん



「創業70周年を迎える来年は、お菓子屋さんとしてこの先どのようなことが出来るのか真価が問われる1年。鎌倉紅谷として、チャレンジのタイミング」そう話す有井さんの真剣な表情がとても印象的でした。

大切な人への気持ちを込めたギフトに、そして頑張った自分へのギフトにも。鎌倉紅谷のお菓子はこれからも私たちの日常に幸せを届けてくれることでしょう。


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