再販売決定!「イスパハン」と「クルミッ子」のコラボレーション。
8月13日(火)から伊勢丹のオンラインギフトサイト「ムードマーク」で数量限定販売開始
2024年8月13日から伊勢丹のオンラインギフトサイト「MOO:D MARK by ISETAN(ムードマーク バイ
イセタン)」で、ピエール・エルメ・パリの「マカロン」と鎌倉紅谷の「クルミッ子」の限定コラボスイーツ「マカロン 6個詰合わせ」と「イスパハン クルミッ子 8個入」の販売をスタートします。
ピエール・エルメ・パリの「イスパハン」と鎌倉紅谷の「クルミッ子」。どちらもブランドを代表する看板商品です。その2つのエッセンスが出会った限定コラボ商品は、3種類。
<ピエール・エルメ・パリ / PIERRE HERMÉ PARIS>
マカロン 6個詰合わせ(クルミッ子)
鎌倉紅谷のクルミッ子から着想したマカロンです。リスくんをあしらったさくさくしたマカロンコックの間で、クルミッ子のキャラメルを贅沢に使用したほろ苦いガナッシュと香ばしいクルミとが完璧にマッチしています。
粗く砕いたクルミをたっぷり入れることでクルミッ子の稠密感を表現するとともに、クルミッ子のパッケージを彷彿させる遊び心溢れるBOXに詰め合わせました。
¥ 3,564(税込)
<鎌倉紅谷>
イスパハン クルミッ子 8個入【8月24日~31日届け】
「イスパハン」と「クルミッ子」の要素を掛け合わせ、ぎっしり詰まった歯ごたえのよいクルミと、甘さとほろ苦さの絡み合った自家製キャラメルとバラ香るフランボワーズジャムを、バター生地ではさみ焼き上げました。
生地の焼き方、ジャムの量の調整に至るまで、工夫と試作を繰り返して誕生した「イスパハン
クルミッ子」。イスパハンの中に、しっかりとクルミッ子の味が感じられる驚きと感動の一品です。
¥ 2,322(税込)
<ピエール・エルメ・パリ×鎌倉紅谷>
マカロン 6個詰合わせ&イスパハン クルミッ子 8個入(コラボステッカー付き)【8月下旬届け】
「イスパハン」と「クルミッ子」の要素を掛け合わせ、ぎっしり詰まった歯ごたえのよいクルミと、甘さとほろ苦さの絡み合った自家製キャラメルとバラ香るフランボワーズジャムを、バター生地ではさみ焼き上げました。
生地の焼き方、ジャムの量の調整に至るまで、工夫と試作を繰り返して誕生した「イスパハン
クルミッ子」。イスパハンの中に、しっかりとクルミッ子の味が感じられる驚きと感動の一品です。
¥ 5,886(税込)
ムードマーク限定セットの特典
ムードマーク限定の「マカロン 6個詰合わせ&イスパハン クルミッ子 8個入(コラボステッカー付き)」には、オリジナルのステッカー(1枚)がつきます。
パッケージにデザインされた<鎌倉紅谷>のシンボルキャラクターである“リスくん”が、「召し上がれ」、「ありがとう」の言葉とともに描かれています。
ピエール・エルメ・パリを代表するフレーバーである「イスパハン」と鎌倉紅谷の人気スイーツ「クルミッ子」が出合い、一体どんな味の限定スイーツが完成したのでしょうか?
この記事では、ピエール・エルメ・パリ、鎌倉紅谷共に納得のいく味わいの限定コラボ商品「マカロン クルミッ子」「イスパハン クルミッ子」が生まれるまでのストーリーをお届けします。
INDEX
- コラボレーションのはじまりは昨年01月のこと
- ピエール・エルメ・パリと鎌倉紅谷|コラボにあたり、お互いのブランドへの印象は?
- スイーツ好きなら誰もが心踊らせるコラボスイーツが誕生するまで
- 数々の試作を経て「これだ!」と両社が満場一致で納得したコラボ商品が生まれた
- 限定パッケージにもストーリーが!鎌倉紅谷のリスくんが、パリのピエール・エルメ・パリに修行に行く!
- 数々の試作を経て完成したコラボレーション商品!開発者目線の感想や思いはいかに…
- ピエール・エルメ・パリ、そして鎌倉紅谷|それぞれのこれから
- ピエール・エルメ・パリの「マカロン」と鎌倉紅谷の「クルミッ子」|限定コラボ商品を手にされるお客さまに伝えていきたいメッセージ
コラボレーションのはじまりは昨年1月のこと
ピエール・エルメ・パリと鎌倉紅谷のコラボレーション企画がスタートしたのは、2023年1月のこと。2023年秋に創業90周年を迎える伊勢丹の90周年特別企画として、伊勢丹のオンラインギフトサイト・ムードマークのバイヤーが両社にコラボレーションの提案をさせて頂いたのがきっかけとなりました。
伊勢丹新宿店ではもちろんのこと、ムードマークでも一年を通じて人気の両ブランドがコラボレーションしたら「お客さまにも驚きを持って喜んでいただけるのではないか」という思いから、両社の看板商品のコラボレーション企画に繋がっていきました。
ピエール・エルメ・パリと鎌倉紅谷|コラボにあたり、お互いのブランドへの印象は?
さっそく、ピエール・エルメ・パリのアジア支部代表 リシャール・ルデュさん、鎌倉紅谷の代表取締役社長
有井宏太郎さんにコラボレーションの提案を受けた時、お互いのブランドについてどんな印象を持たれていたか訊ねてみました。
有井さん:
ピエール・エルメ・パリのお菓子はどれも大変丁寧に作られており、高級感がありながらもフレンドリーさを持ち合わせていらっしゃるブランドだと感じていました。
ブランドの持つ洗練されたイメージがとても素敵で、マカロンを中心に人気が高く、非常に愛されているブランドだという印象を持っていました。
また、以前から鎌倉紅谷の代表商品「クルミッ子」のファンで、ギフトや手土産で購入する機会があったというピエール・エルメ・パリのリシャールさんからも、鎌倉紅谷に対してこんな印象を持っていたとお話頂きました。
リシャールさん:
鎌倉紅谷さんのことは以前から存じておりました。「クルミッ子」は、なかなか手に入らない(購入できない)人気商品なので、今回、こうしてコラボできることを非常に光栄に思います。
また、今回鎌倉紅谷とコラボレーションするにあたり、より深く鎌倉紅谷のことを理解したいという思いから、鎌倉紅谷というブランドについてリサーチしたというリシャールさん。
リシャールさん:
自社の魅力をより多くの方へ伝えたいという思いから公式SNSを拡充させた有井社長、副社長の考えや戦略、よりよいお菓子作りに向けた挑戦と努力を知り、深く感銘を受けました。
まさに伝統と革新。
古き良きものを今の時代に合わせながら、常に発信していく姿に敬服いたします。
また『お菓子は幸せ必需品』という鎌倉紅谷さんのメッセージは、
和と洋、国は違えども同業者にとって勇気をもらえる言葉(信念)でした。
スイーツ好きなら誰もが心踊らせるコラボスイーツが誕生するまで
こうして、お互いのブランドに対するリスペクトの念を抱きながら、コラボレーション企画がスタートしました。
ゴロッと入ったクルミの食感とキャラメルのほろ苦さがクセになる「クルミッ子」の良さをそのままに、ピエール・エルメ・パリのスイーツに落とし込んだ「マカロン
クルミッ子」。ローズやフランボワーズが豊かに香る「イスパハン」のフレーバーを掛け合わせた「イスパハン
クルミッ子」。
両ブランドのファンはもちろんのこと、スイーツ好きなら誰もが心躍らせるようなコラボスイーツはどのように開発されたのでしょうか。
ここからは、普段はなかなか聞けないコラボ商品開発までのストーリーについて伺ってみました。
コラボレーション企画を進めるにあたり、まずお互いの生産工場を見学し、それぞれの生産能力やスイーツ作りへの拘りを理解するところから商品開発はスタートしました。
ピエール・エルメ・パリを代表するフレーバー「イスパハン」は、ローズとフランボワーズが香る華やかな味わいが印象的。また、鎌倉紅谷を代表する「クルミッ子」はたっぷり詰め込んだクルミの食感とキャラメルのほろ苦い甘さが絶妙なバランスで味わえるお菓子です。
有井さん:
実は、ピエール・エルメ・パリさんのアトリエを見学させて頂くまでは、クルミッ子ではなく、別の商品でコラボ商品をご提案しようと考えていたんです。でも、実際にお互いの工場見学をしたことで、お互いの生産技術やブランドの強みを最大限活かすためには、やはり「クルミッ子」を使ったコラボレーションで行こう!という考えに変わりました。
実は「クルミッ子」でここまで味に大きく変化を付けたのは、鎌倉紅谷で初の試みとなります。更に、ピエール・エルメ・パリという有名パティスリーとのコラボレーションということもあり、ピエール・エルメ・パリと鎌倉紅谷、両ブランドのファンの方々に喜びと驚きを感じて頂ける商品にしたいという思いを持って開発されました。
Photo by Akihide Mishima
リシャールさん:
実際に鎌倉紅谷さんのファクトリーを訪れ、衛生管理が行き届いた製造ラインとそこで働く人たちの熱意を肌で感じることができました。(ガラス張りのオープンファクトリーを)外から見るだけでもワクワク感がありますが、中に入り間近で見学できたことは大変貴重な経験でした。
まさに『見せる』と『魅せる』を両立した素晴らしいファクトリーであり、カフェを運営している身として、私たちも多くのヒントを得ることができました。
数々の試作を経て「これだ!」と両社が満場一致で納得したコラボ商品が生まれた
「クルミッ子」のクルミとキャラメルの味わいを閉じ込めたピエール・エルメ・パリの「マカロン クルミッ子」。そして「イスパハン」のローズやフランボワーズが香る鎌倉紅谷の「イスパハン
クルミッ子」。
両ブランドを代表する名作とコラボレーションしたスイーツを開発するにあたって、工夫された点や苦労されたことを両社長に伺ってみました。
リシャールさん:
まず、「クルミッ子」のキャラメルを使用した特別なクリームを作ることからはじめました。
試作段階では、クルミを細かく砕いてキャラメルクリームに混ぜてみたのですが、クルミッ子の特徴であるクルミの食感が感じられませんでした。
そこで、香り豊かで平べったいクルミを厳選してキャラメルクリームの間に砕かず大胆に入れることにしました。その結果、クルミッ子の雰囲気が感じられる食感が生まれたと思います。
また、マカロンコックと相性の良いキャラメルクリームを作るのにも苦労しました。適切な湿度を保ちながらクルミッ子のキャラメルの風味を損なわない割合を見つけるのが難しかったですね。
<ピエール・エルメ・パリ / PIERRE HERMÉ PARIS>マカロン クルミッ子
一方、鎌倉紅谷でもピエール・エルメ・パリを代表するフレーバー「イスパハン」の特徴である、鮮やかなバラ色が綺麗に出るように「クルミッ子」の生地部分の焼き方を変えて調整したといいます。
有井さん:
「イスパハン」の鮮やかなバラ色を表現するために、通常のクルミッ子とは焼き方を変え、外側のバター生地に焼き色が入らないように工夫しながら焼き上げることにしました。
また「イスパハン」の味と「クルミッ子」の味のバランスをどう保つか…。それぞれのお菓子の特徴であるクルミ、キャラメル、フランボワーズ、ローズの材料をただ混ぜ合わせただけにならないよう、味のバランスを考えて何度も配合を調整しました。
今回「イスパハン」風味の生地とクルミとキャラメルのクリームに挟むジャムの層も、量を調整してみたり、1層と2層と試作してみたり…工夫を重ねた末の商品です。その他にも「イスパハン」はフランボワーズやローズの豊かな香りが特徴でもあるので、通常の「クルミッ子」への香り移りを避けるため、通常の生産ラインを止めて製造します。その製造スケジュールの調整にも苦労しました。
限定パッケージにもストーリーが!鎌倉紅谷のリスくんが、パリのピエール・エルメ・パリに修行に行く!
今回のコラボレーション商品はその味わいはもちろんですが、今回の企画のためだけに新たにデザインされたかわいいパッケージにも注目です!
1954年に鎌倉の地で創業した鎌倉紅谷と、日本を皮切りにパリにも路面店を構えるピエール・エルメ・パリ。この二つのブランドが持つストーリーがパッケージの至るところに散りばめられているんです。
有井さん:
「クルミッ子」のデザインのベースは崩さずに「イスパハン クルミッ子」では、パッケージカラーをイスパハンの特徴であるバラ色に変更しました。
「マカロン
クルミッ子」の方は「クルミッ子8個入」の茶色いカラーと、窓の中にリスくんがいるというデザインをそのまま活かした箱にしました。
また、フランスのブランドであるピエール・エルメ・パリと、鎌倉発のブランドである鎌倉紅谷のルーツを伝わりやすくするために「リスくんがパリへ修行に行く」というストーリーに沿ったデザインを施しています。
パッケージデザインの側面をご覧頂くと、パリでマカロンをつくっているリスくんと、鎌倉でクルミッ子をつくっているリスくんが描かれています。製造工場の窓から見える景色も、パリと鎌倉の街を表現しており、時差があることから、それぞれ昼と夜の景色になっていることにもご注目ください。
リシャールさん:
鎌倉紅谷さんは、パッケージに描かれているパリの風景や鎌倉の風景、その他の部分に関してもさまざまな意見を柔軟に聞き入れてくださいました。
「もっとこうしましょうか?この方が可愛いのでは?」といった意見を交わしながら創り上げてゆくのは非常に楽しい時間でした。
また、元々「マカロン
クルミッ子」のパッケージデザインは横長で考えていたのですが、店頭で「イスパハン クルミッ子」の隣に並ぶことを想定し「イスパハン クルミッ子」と同じ縦デザインに変更しました。
<ピエール・エルメ・パリ / PIERRE HERMÉ PARIS>マカロン クルミッ子
有井さん:
「マカロン クルミッ子」と「イスパハン クルミッ子」の両方のパッケージを見比べて頂くことで気づいていただける違いも…あるんです!
ぜひ、パッケージからも両ブランドのストーリーをお楽しみ頂けたら幸いです。
パッケージデザインは、外箱だけでなく「クルミッ子」を一つひとつ包んでいるフィルムにもこだわりが!通常の「クルミッ子」とは、色も味も異なる「イスパハン
クルミッ子」の細かなデザインもぜひ、お手元で確認してみてくださいね。
数々の試作を経て完成したコラボレーション商品!開発者目線の感想や思いはいかに…
有井さん:
初めて「イスパハン クルミッ子」を食べた時には、見た目はクルミッ子なのに口に入れたらイスパハン…??と頭の中が混乱しました。
「イスパハン」の中に、しっかり「クルミッ子」の味も感じる…という体験は、驚きでもあり感動でもありました。
リシャールさん:
試食会を両ブランドのメンバーたちで行った時、参加者がお互いの試作品を黙々と試食していたのを覚えています。
私たちもそうだったのですが、どこか改善点があって無言になったのではなく、非が見つからないという沈黙でした。
鎌倉紅谷さんも食感に拘り「イスパハン
クルミッ子」の間に挟むジャムを、一層のものと二層のものとを試作してくださいました。
その層の違いをセレクトする時、両ブランド共に、みんなが同じ方を「いいよね」という意見で一致したことも、同じ感性をもってコラボレーションが出来ているのだと実感できる、嬉しい出来事でした。
こうして、両ブランドの試作品を試食した時、満場一致で「美味しい!」と思えるピエール・エルメ・パリと鎌倉紅谷の限定コラボレーション商品が誕生しました。
ピエール・エルメ・パリ、そして鎌倉紅谷|それぞれのこれから
リシャールさん:
ピエール・エルメ・パリは今年26周年を迎えます。
これまでの26年に感謝すると共に、これからの25年は「自然」と「人」を今まで以上に大切にしていきたいと考えています。
私たちのスイーツの原料は「自然」の恵みであり、作るのは「人」の手です。
かけがえのない「自然」と「人」を未来へと繋いでいきながら、これからも新たなパティスリー体験を作り出していけたらと思っています。
有井さん:
鎌倉紅谷では、2025年後半に新しい工場の立ち上げを予定しており、より多くのお客さまにクルミッ子をお届けできるように準備を進めております。また、新工場が出来ることで商品開発に向けたスペースもできるので、新しい商品の開発も、さらに推進していきたいと思っています。
今後も、これまでに未体験だったチャレンジをしていくことで、新しい発見やおいしさの追求を続けていくとともに、わくわくやときめきをお届けし、さらなる価値の向上に努めてまいります。
ピエール・エルメ・パリの「マカロン」と鎌倉紅谷の「クルミッ子」|限定コラボ商品を手にされるお客さまに伝えていきたいメッセージ
有井さん:
「クルミッ子」の中に「イスパハン」、「マカロン」の中に「クルミッ子」と、どちらの商品にもしっかりとお互いのエッセンスが入っていることに対する、驚きとおもしろさを体験していただきたいです。
それぞれのブランドがお菓子に込めた、愛情のコラボレーションを感じて頂けましたら幸いです。
リシャールさん:
良いものをお客様に届けたい!というお菓子への情熱が詰まった作品が両社から生まれたと思います。パッケージデザインも細部まで拘っていますので、ぜひ「イスパハン クルミッ子」と「マカロン
クルミッ子」を同時にお楽しみ頂けたら嬉しい限りです。
ピエール・エルメ・パリと鎌倉紅谷の創意工夫と高い技術力によって誕生した限定コラボ商品「マカロン 6個入詰合わせ」と「イスパハン クルミッ子」は、8月13日(火)10時~伊勢丹のオンラインギフトサイト「ムードマーク」で販売スタートします。
個数に限りがございますので、お早めにチェックしてみてくださいね。