無事入学が決まったら、祖父母や親戚などから入学祝いをいただくことがあるかもしれません。入学祝いをいただいた場合、お返しをするべきか迷う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、入学祝いのお返しのマナーやおすすめのギフトを紹介します。
目次
入学祝いのお返しは必要?

結婚祝いや新築祝いなど、お祝いにギフトを贈るシーンはたくさんあります。その場合は、お礼に内祝いとしてお返しを用意するのがマナーです。
しかし、成人した大人向けに贈るお祝いであることが多く、入学祝いは未成年へ向けたお祝いという部分が異なります。経済的に自立していない子どもへのお祝いは、基本的にお返しは不要と考えられています。
ただし、親しい方や日頃お世話になっている方、高額なお祝いをくださった方へは、お礼の電話や手紙だけでなく「入学内祝い」としてギフトを送るのがおすすめです。より丁寧に感謝の気持ちを伝えられます。
入学祝いのお返しを贈る時期
一般的な内祝いは、お祝いをいただいてから1ヶ月以内にお返しするのがマナーとされています。入学祝いの場合は、入学式から1ヶ月以内を目安にお返ししましょう。
早めにお祝いをいただいていた場合も、無事に入学できたことの報告を兼ねて、入学式後にお返しをするのがおすすめです。
入学祝いのお返しの予算
入学祝いのお返しの目安は、いただいた品物の3分の1〜半額程度が一般的です。
入学祝いの相場は、親戚や友人なら5,000円前後、祖父母など身近な親族からは10,000円〜30,000円が目安とされています。お返しをする場合は、3,000円〜5,000円程度で選ぶと良いでしょう。
ただし、入学祝いを贈る側は基本的に「お返しを期待していない」ことがほとんどです。必要以上に高額なお返しをすると、かえって相手に気を遣わせてしまうことも。
高額なお祝いをいただいた場合でも、お返しは10,000円以内にとどめるのが無難です。
のしの掛け方
お返しにより丁寧な印象を持ってもらうためには、のしを掛けるのがおすすめです。親しい間柄のギフトでも、のしが掛かっているだけで「きちんと感」が伝わります。
入学祝いのお返しでは、紅白の蝶結びの水引を選び、表書きには「内祝」や「御礼」と記載しましょう。結び目の下に、子どもの姓名を書けば完了です。
感謝を伝えるメッセージを添えると丁寧
ただ品物を贈るだけでなく、感謝の気持ちを込めた手紙やメッセージカードを付けると、お礼の気持ちが伝わりやすくなります。
無事に入学できたことへの感謝はもちろん、今後の夢や目標などを綴れば、近況を伝えながら希望に溢れるあなたの姿を想像してもらえます。
MOO:D MARKならギフトにメッセージカードを付けられるので、上手に利用してみてください。
入学祝いのお返しでやってはいけないこと
入学祝いのお返しのタイミングや品物によっては、相手に気を遣わせ、失礼にあたることもあるため注意が必要です。
せっかくのお祝いムードを損なわないためにも、マナーをしっかり押さえておきましょう。入学祝いのお返しでやってはいけないことについて紹介します。
贈る時期を間違える
入学祝いのお返しは、入学式後1ヶ月以内に贈るのが一般的です。
入学式当日やそれ以前に贈るのは避け、無事に入学した報告とともに感謝の気持ちを伝えましょう。
縁起の悪い品物を贈る
刃物(包丁やハサミ)やハンカチ、櫛などは縁起が悪いとされるため、避けるのがベターです。
「切れる」「涙」「苦しみ」などネガティブな意味を連想させ、縁起が悪いとされています。
のし紙の選び方を間違える
入学祝いのお返しは、紅白蝶結びのしを使用します。
「結び切り」は婚礼や弔事向けであるため、使用しないよう注意しましょう。
喜んでもらえる入学祝いのお返しの選び方

入学祝いのお返しを選ぶ際、気を付けたいのは相手に気兼ねさせてしまうこと。本来お返しのいらないお祝いなので、豪華すぎるアイテムを用意すると気を遣わせてしまいます。
相手を思いやりながら喜んでもらうために、入学祝いのお返しの選び方をチェックしましょう。
気兼ねせずに受け取れる消え物アイテムが人気
内祝いの定番として人気なのが、食べたり使ったりしてなくなる「消え物ギフト」です。相手の好みが分からなくても選びやすく、受け取る側も気軽に受け取れるのが魅力。
ティータイムや食後のデザートにぴったりなスイーツ、毎日使うソープや洗剤などは、特に喜ばれやすいアイテムです。
好みが分かれる心配も少ないため、何を贈るか迷ったら、まずは消え物ギフトをチェックしてみましょう。
日常使いできる実用的なアイテムは鉄板
毎日使うタオルなどの生活必需品は、何枚あっても困らない実用的なアイテム。
すでに持っているものでも、古くなったり劣化したりすれば買い替えが必要になるため、いずれ活躍するのも嬉しいポイントです。そのため、内祝いのギフトとしても人気があります。
バス用品やキッチンアイテムなど、日常でよく使うものを選ぶと、さらに喜ばれるでしょう。
好みを織り交ぜていつもよりちょっと上質がポイント
喜ばれるプレゼントのポイントは、相手の好みをしっかり取り入れること。自分の好みだけで選ぶのではなく、相手が好きな色や味、デザインを思い出しながら選ぶと、より特別感が伝わります。
また、日常ではなかなか味わえない「非日常感」をプラスするのもポイント。普段使っているものと同じでは、ギフトとしての特別感が薄れてしまうため、素材や技術にもこだわって選ぶのがおすすめです。
特に消耗品や日用品などの実用的なアイテムこそ、上質なものを選ぶことで、ワンランク上のお返しが叶います。
甘さが心に染みわたる|入学祝いのお返しにぴったりな極上スイーツ

入学祝いのお返しに人気の消え物ギフトの中でも、お菓子は特に喜ばれるアイテム。>甘いスイーツは、ちょっとした癒しの時間を演出し、疲れた心と体をほっと和ませてくれます。
さらに、パッケージのデザインもおしゃれなものが多く、ギフトにもぴったり。スイーツ好きな方にも満足してもらえる、入学祝いのお返しにしたいおすすめのお菓子を紹介します。
職人の技が光る贅沢な焼き菓子セット
素材本来のおいしさを活かしたしっとりバウムクーヘン
繊細な口どけと華やかな彩りが楽しめる新感覚スイーツ
老舗の上質な味わいを手軽に楽しめる羊羹
くつろぎ時間をプレゼント|入学祝いのお返しに最適なドリンク
家事の合間や仕事終わりのリラックスタイムに欠かせないのが、おいしいドリンク。
好みが分かれるアイテムだからこそ、相手の好みに合ったものを選べれば、受け取った時の喜びも大きくなるでしょう。心落ち着くひとときを演出する、こだわりのドリンクギフトを紹介します。
自然の恵みを感じる香料不使用の優しい紅茶セット
ワインのように楽しむ贅沢な緑茶
本格的なカフェラテをカフェインレスで楽しめる贅沢な一杯
清らかな水と厳選米が生む純米大吟醸
いつもの食卓をワンランクアップ|入学祝いのお返しで喜ばれる贅沢グルメ
自宅での食事が増えると、どうしてもマンネリを感じてしまいがち。そんな時は、いつもと少し違う特別なグルメを贈って、食卓に新しい楽しみをプラスしてみませんか。
味はもちろん、見た目にも華やかでおいしいグルメを紹介します。
スープ専門店が贈る素材の旨味を活かした本格レトルトカレー
本場ドイツの味わいを堪能できるシャルキュトリー&プレッツェルセット
上品で繊細な味わいのご飯のお供セット
実用的だから助かる|入学祝いのお返しにふさわしい日用雑貨

内祝いとして人気の日用雑貨は、日常的に使える実用性の高さが魅力です。誰にでも贈りやすいアイテムが多い反面、定番すぎて印象に残りにくいことも。
実用的でありながら特別感のある、もらって嬉しいアイテムを紹介します。
自然由来の香りが広がる環境にも手肌にも優しいフレグランスミスト
上質な仕上がりと縁起の良さを兼ね備えたハンガーセット
上品な雰囲気が喜ばれる三越伊勢丹限定タオルセット
祖父母や親戚への入学祝いのお返しに|日常を彩るおしゃれなアイテム
なかなか会えない祖父母や親戚にも、入学祝いのお返しを通じて笑顔を届けたいもの。せっかく入学祝いを贈るなら、見た目にも楽しめる素敵なギフトを選びたいですよね。
心が華やぐおしゃれなアイテムを紹介します。
花の美しさと想いを届けるインテリアギフト
特別なバスタイムを演出する華やかな入浴剤ギフト
水玉模様が映える透明感と優しい丸みが魅力のガラスプレート
入学祝いのお返しに悩んだらこれで決まり|相手が欲しいものを贈れるカタログギフト

相手の好みが分からない場合は、カタログギフトを贈って自由に選んでもらうのもおすすめです。
センスの光るカタログギフトを紹介します。
上質な逸品を厳選した読んで楽しいカタログギフト
大人のこだわりが詰まった選ぶ楽しみを贈るカタログギフト
多彩なジャンルから選べる充実のカタログギフト
全国各地の名品をスマートに贈れるグルメギフト
全国の厳選カフェで特別なひとときを楽しめる体験型ギフトチケット
入学祝いのお返しで感謝の気持ちを伝えよう

入学祝いは本来お返しを用意する必要はありませんが、お祝いしてくれた方への感謝の気持ちを伝えるために、ギフトを贈るのが素敵な心遣いです。
その時に大切なのは、相手が気軽に受け取れるアイテムを選ぶのがポイント。
消え物や日用雑貨など相手の好みやライフスタイルを考慮しながら、感謝の気持ちを伝えましょう。