結婚や出産、子どもの入学祝いとして内祝いを渡したい。しかし相手が遠方に住んでいるため、郵送・配送で贈ろうという人もいるでしょう。そこで本記事では「郵送・配送は失礼では?」といった疑問への回答やマナー、おすすめギフトなどを紹介していきます。
目次
内祝いを郵送や配送するのは失礼にあたる?
そもそも、内祝いを郵送(配送)することは失礼なことなのでしょうか。
内祝いとは、もともと出産や七五三、入学、合格など身内におめでたいことがあった時に、その喜びをお裾分けするために贈り物をするという意味でした。
それが、だんだんお祝いのお返しのことを「内祝い」と呼ぶように変化してきたのです。
贈り物は直接渡すのがマナーですが、遠方に住んでいる人へ贈り物をする場合や、時節柄、人と会うのを控えていることもあるため、郵送したり配送することは失礼にはあたりません。
内祝いを郵送(配送)するメリット
内祝いを贈る方法として、郵送や配送を選ぶことは決して失礼ではなく、かえってそちらの方が良い場合もあります。
相手の方に時間を取ってもらう必要がない
内祝いを郵送(配送)するメリットの一つに、相手の方に時間を設けてもらう必要がないということが挙げられます。
先ほどもお伝えしたように、一般的には内祝いを贈る時は手渡しするのがベストです。しかし、そのためにはお互いに予定を調整をして、内祝いを渡すための時間を確保しなければなりません。
相手が忙しい方の場合、手渡しするための日程調整が難しく、お渡しするのがだいぶ先になってしまうこともあるでしょう。さらに訪問するとなると、相手の気を遣わせてしまいます。
また、出産祝いの内祝いの場合は、自身も産後で身体の回復のための大切な時期なので、外出するのが難しいでしょう。
郵送や配送であれば、時間調整が不要でお互いに時間を取られることがありません。
遠方の方にも贈れる
内祝いを郵送(配送)するメリットの二つ目は、遠方に住んでいる方にも贈れることです。親戚や友人など、離れている方からお祝いをもらうこともあるでしょう。
そんな時、わざわざ遠くまで出向き手渡しするとなると、相手の方も恐縮してしまいます。郵送や配送なら、遠く離れている方にも内祝いを贈ることが可能です。
重い物や生鮮食品が贈れる
郵送(配送)で品物を贈れば、重い物を送れます。また、瓶に入ったお酒などの持ち運びに気を使うものでも、郵送(配送)であれば安心です。
さらに郵送(配送)の場合、受け取りの日時指定が可能なので、賞味期限が短いものが贈れるのも郵送や配送を利用することのメリットと言えます。
内祝いを郵送(配送)する場合におさえておくべきポイント
郵送や配送を利用して贈るのは失礼ではないとはいえ、マナーを知っておかないと相手を不快にさせてしまうこともあるので注意が必要です。
ここでは、内祝いを郵送や配送する場合に最低限知っておきたいマナーをご紹介します。
郵送や配送の場合、のし紙は?
内祝いを贈る場合、郵送や配送であってものし紙をかけて贈るのがマナーです。贈り物にかけるのし紙は、手渡しの場合は外側にかける「外熨斗(そとのし)」ですが、郵送や配送の場合は破けてしまうおそれがあります。
そのため郵送(配送)の場合は、品物を包装紙の内側にのし紙をかける「内熨斗(うちのし)」にしましょう。
手紙やメッセージカードを添える
郵送や配送で内祝いを贈る場合、品物だけを送るのではなく、お礼の言葉や感謝の気持ちを書いた手紙やメッセージカードを、お礼状として一緒に入れましょう。
手紙には、結婚の内祝いの場合は夫婦のエピソードなどを、出産の内祝いには赤ちゃんの様子を書くと相手に喜んでもらえるでしょう。
宛名の書き方
内祝いを郵送(配送)する際の宛名は、相手が夫婦だった場合、連名で書いても構いません。しかし、宛名に1名分の名前しか書けない場合は、世帯主の名前を書きましょう。
内祝いの時の差出人名は?
郵送や配送で内祝いを贈る場合、差出人はどうしたら良いのでしょう。出産祝いや入学祝いの内祝いののし紙に子どもの名前を入れるケースがあるため、差出人も子どもの名前にしたほうが良いのか迷うかもしれませんね。
子どもへのお祝いに対する内祝いの場合、差出人の名前は両親の名前にします。結婚の内祝いの場合は、夫婦二人の名前を連名で書きます。
どの場合でも、宛名の時と同様に、差出人の名前を一人分しか書けない場合は世帯主の名前を書きましょう。
郵送や配送の場合は事前連絡をする
郵送や配送で内祝いを贈る場合、相手に事前に連絡をして荷物が届くことを伝えておくのがマナーです。荷物が届くことを知っていれば、相手は予定の調整などができます。
また、万が一配送トラブルが起きた時、早めの対応ができるので安心です。
内祝いを贈る時はソーシャルギフトを活用しよう
ソーシャルギフトとは、メールやSNSのメッセージを通じて贈り物ができるサービスです。
贈りたい商品を選んで購入したあとに発行される「受け取り専用URL」を、贈りたい相手にメールなどで送ります。あとは相手に自分の住所と受け取り希望日時を入力してもらうだけで、品物が届けられる便利な仕組みです。
内祝いを贈る時、「お返しを贈りたいので、在宅日時を教えてください」とは、なかなか言いにくいものですが、ソーシャルギフトを利用すれば相手の在宅時間を確認する必要はありません。
MOO:D MARKのソーシャルギフトなら、無料でデジタルメッセージカードを送れるため、感謝の気持ちをカードに込められます。
用途に合わせてデザインを選べ、文字の色やフォントを選ぶ機能があるため、バラエティーに富んだカードを送ることが可能です。
さらに、ソーシャルギフトを使えば、日持ちしないものでも確実に受け取れる日を指定してもらえるので、安心して贈れます。
ここからはソーシャルギフト機能を利用して贈れる、おすすめの内祝いギフトを紹介していきます。
家族で食べてもらいたいグルメの内祝い
内祝いにおすすめなのが、家族みんなで食べることができるグルメなアイテムです。食べ物を選ぶ時のポイントとして「普段は自分で選ばないもの」をチョイスすることです。
少し贅沢な気分を味わってもらえるものを選んで贈ると、喜んでもらえるはずです。
【維新號 / ISHINGOU】肉まん8個セット
【下鴨茶寮】料亭のご馳走 楓 (ちりめん山椒、きんぴらまぐろ、松茸昆布)
【コトシナ / KOTOSHINA】有機緑茶2種セット
【オリオテーカ / OLIOTECA】EXVオリーブオイルとバルサミコ酢セット
【中村家】海宝漬 海の宝石箱セット
【燻製BALPAL】燻製ナチュラルチーズおつまみセット
【米沢牛黄木 / yonezawagyu o-ki】米沢牛 ステーキ・焼肉ご飯
お茶請けにおすすめなお菓子・スイーツの内祝い
内祝いの定番なのが日持ちするお菓子です。特に個包装のお菓子なら手間をかけずに食べてもらえます。
【レストランTERAKOYA】焼き菓子の詰合せ
【ダロワイヨ / DALLOYAU】オペラトーキョー(9個入)
【フラワーピクニックカフェ・ハコダテ / Flower Picnic Cafe -HAKODATE-】お花のぼうろ 3缶セット
【茶菓工房たろう】かるた
【パレスホテル東京スイーツブティック】オレンジウィッチとレーズン&クランベリーウィッチ(20個入り)
【ピエール・エルメ・パリ / PIERRE HERMÉ PARIS】フール モワルゥ 5種18個詰合せ
毎日使える実用性のある内祝い
内祝いの品として人気なのが、いくつあっても困らない実用性のあるアイテムです。その中でも、毎日使う消耗品や、家族みんなで使えるものを選ぶと喜んでもらえるのではないでしょうか。
【ザ / THE】THE 洗濯洗剤
【コモンズ / Komons】ハンドケアコンビ(食器用洗剤・ハンドソープ)
【渡辺パイル / WATANABE PILE】今治タオル HOTEL STANDARD(ホテルスタンダード) バスタオル・フェイスタオルギフトセット
【キュウ / 9.kyuu】COSMIC CUBE Scorpio《蠍座》
【コンテックス / Kontex】クレア フェイスタオルセット
好きなものを選んでもらえるカタログギフトの内祝い
内祝いの品物選びに困ったら、贈られた方が自分で好きなものを選べるカタログギフトがおすすめです。
【ソウ・エクスペリエンス / SOW EXPERIENCE】Coffee Gift
【セレクトギフト / SELECT GIFT】ファッション&グルメ パールコース
【ソウ・エクスペリエンス / SOW EXPERIENCE】バーガーチケット
内祝いを郵送(配送)する時は心を込めたメッセージを添えて
内祝いを郵送(配送)する場合は、品物だけでなく手紙やメッセージカードを添えて感謝の気持ちを一緒に贈ると、受け取った側により想いを届けることができるでしょう。
この時節柄、顔を合わせることが難しい方も多いはずです。世の中が落ち着いたら、会いに行けることを願いながら、MOO:D MARKから素敵な内祝いのギフトを贈ってみてはいかがでしょうか。