結婚式を控えたプレ花嫁さんはやることがいっぱい。その中でも重要なのは、ゲストに贈る引き出物の選定です。おもてなしと感謝の気持ちをしっかり伝えたいなら、引き菓子にまでこだわり、ベストなアイテムを選びましょう。今回は引き菓子の選び方や、おすすめアイテムを12選ご紹介します。
目次
今さら聞けない、引き菓子の疑問を解決
結婚式でゲストに贈る引き菓子。「用意をしなければいけないもの」と言われ、なんとなくアイテム選びをしていませんか?
なんとなくのままでは、ゲストに気持ちが伝わりにくくなってしまうかもしれません。今一度どんな意味があるのか、どのように贈るものなのかを確認しておきましょう。
そもそも引き菓子って何?
引き菓子とは、結婚式や披露宴に参列していただいたゲストへ、メインの記念品と一緒に贈る引き出物の一つです。
ちょっとしたお菓子を選び、新郎新婦から感謝の気持ちを込めて贈ります。
参列してくれたゲストが帰宅してから開封するギフトだということを覚えておきましょう。
メインの引き出物だけじゃダメなの?
引き出物はメインの記念品1品、引き菓子1品、縁起物の1品の、合計3品用意するのが基本のルールです。
最近では3品にこだわらず、メインの記念品と引き菓子の2品というケースも増えていますが、引き菓子がない引き出物はまずないと思っておきましょう。
ただ、個数や縁起物の考え方は地域差が強いので、選ぶ際は両親や親戚としっかり相談をして決めてくださいね。
引き菓子にはのし紙はなくてもOK
メインの記念品にはのし紙をかけ、両家の姓を書くのがマナー。そのため、引き菓子にはのし紙をかけなくて良いとされています。
ただ、新郎新婦の名前を披露する意味を込めて、名入れをするケースもあります。その場合は「寿」と書かれたのし紙を選ぶようにしてください。
喜ばれる引き菓子の選び方は?
実際に引き菓子を選ぶ際のポイントを見てみましょう。
引き菓子の一般的な料金相場
引き菓子の一般的な料金相場は、1,000円~2,000円程度です。3,000円を超えると高額な部類に入るので、無理のない予算を計画してください。
また、ゲストとの関係性やいただいたご祝儀の金額などに合わせ、引き菓子の種類を複数用意しておくとよいでしょう。
日持ちするアイテムを選ぼう
引き菓子は食べるタイミングもそれぞれです。そのためなるべく日持ちするものを選び、好きなタイミングで食べてもらえるものにしましょう。
生菓子などは避け、なるべく温度管理が不要なものを選べるとベストです。
持ち運びに困らないサイズ感のものを
かさばる引き出物は持ち帰りの際にゲストに大変な思いをさせてしまいます。そのため、引き菓子もなるべくコンパクトなサイズを選ぶと良いでしょう。
また、内容量にも注意し、女性が持っても苦のない重さのアイテムを選ぶ気遣いをしてください。
ゲストの好みに合わせるとなお良い
引き菓子は、贈るゲストに合わせて複数種類を用意しても◎。
世代ごとや関係性など、ゲストの満足度を高める選び方をしてみましょう。
迷ったら引き菓子の定番アイテムを参考に
どんな引き菓子を選んで良いかわからなかったら、まずは定番アイテムから選ぶのも◎。引き菓子は縁起の良い意味合いのあるものや、彩りやデザインが華やかなお菓子から選ぶのが定番です。
代表的なのは、「年輪のように、夫婦がいつまでも一緒にいられますように」という意味合いのあるバウムクーヘン。癖のないお菓子なので、万人受けします。
定番なら外さない、バウムクーヘン&ケーキの引き菓子
まずは定番品である、バウムクーヘンやケーキをご紹介します。
焼き菓子は日持ちもするので選びやすく、引き菓子にぴったりなアイテムです。
【ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ】マルガレーテンクーヘン
花びらの形が華やかで愛らしく、幸せな雰囲気を醸し出してくれるのが、『ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ』の“マルガレーテンクーヘン”です。
中世イタリア・トスカーナの、お姫様の名前をつけたという一説もあり、ケーキ自体にも上品さを感じます。濃厚でしっとりとした生地と、アンズジャムが良くマッチし、マジパンの花びらがアクセントに。
まずは包装を開けた時のかわいらしさに、次は口に入れた時の美味しさにと、2度驚くことができる引き菓子になるでしょう。
【ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ】マルガレーテンクーヘン
【ノワ・ドゥ・ブール】フィナンシェ
『ノワ・ドゥ・ブール』の“フィナンシェ”は、手軽に食べやすい個包装。コーヒーや紅茶に合わせたり、ちょっとした小腹満たしに食べるのに、ぴったりなスイーツです。
フィナンシェの生地にはローストしたアーモンドプードル、国産の発酵バター、きび糖が使用され、香ばしさがたまりません。ブランドを代表するスイーツで、多くの方に好まれる味わいです。
小分けになっているため複数人でも分けやすく、結婚式のお土産として家族にも配りやす焼き菓子ですね。
【アニバーサリー / Anniversary】リッチハードバウム アントルメ
引き菓子と言えば、やっぱりバウムクーヘン。繁栄と長寿の意味合いもある年輪がモチーフで、「二人が仲良しのまま長く一緒にいられますように」という願いが込められています。
『アニバーサリー / Anniversary』の“リッチハードバウム アントルメ”は、カットされていないタイプのバウムクーヘンで、見た目にも豪華で迫力満点。
好きなサイズにカット食べることができ、ボックスも筒状でかわいらしいデザインです。低温で焼き上げた本格的バウムクーヘンの味わいを、楽しんでもらいましょう。
【アニバーサリー / Anniversary】リッチハードバウム アントルメ
デザイン性が高く華やかな、有名店の引き菓子
人気店や有名店のスイーツを引き菓子にするのは、話題性もありおすすめ。デザイン性が高く、華やかなアイテムをご紹介します。
【ピエール・エルメ・パリ / PIERRE HERMÉ PARIS】マカロン 6個詰合せ
【ピエール・エルメ・パリ / PIERRE HERMÉ PARIS】マカロン 6個詰合せ
【ジャン=ポール・エヴァン / JEAN-PAUL HÉVIN】サブレ GoHoBi 6枚
『ジャン=ポール・エヴァン / JEAN-PAUL HÉVIN』の“サブレ Go-Ho-Bi 6枚入”は、ヴィエノワ、ヴィエノワ・ショコラ、ヴィエノワ・ヌガティーヌ・ピスターシュという、3種類にサブレが詰め合わさったセットです。
個性溢れる異なる味わいが楽しめますが、どれもチョコレートでコーティングされ、ショコラティエならでは仕上がり。
サクサクとした食感と、濃厚なチョコレートのハーモニーが口の中で広がり、美味しさを実感してもらえるでしょう。上品なボックスも、引き菓子に最適です。
こちらも要冷蔵アイテムなので、暑い季節に注意し、式場への確認を忘れないようにしましょう。
【ジャン=ポール・エヴァン / JEAN-PAUL HÉVIN】サブレ GoHoBi 6枚
【パティスリー・サダハル・アオキ・パリ】ボンボン ショコラ 3P
【パティスリー・サダハル・アオキ・パリ】ボンボン ショコラ 3P
ほっと和める、和菓子の引き出物
和菓子好きな方も多いので、ぜひ引き菓子に選んでみましょう。ほっと和めるような、上品な和菓子をご紹介します。
【とらや】小形羊羹 5本入
和菓子の定番アイテムと言っても良いのが、『とらや』の“小形羊羹”でしょう。5種類のフレーバーが楽しめる小分けセットで、どれも伝統的な安定した味わい。
「今日はどれを食べようかな」と、考える楽しみもありますね。携帯に便利なサイズなので、鞄に忍ばせて一息つきたい時に食べるのもOK。
もちろんお茶との相性も抜群なので、リラックス時間に食べてほしい引き菓子です。
【紫野和久傳】紅 くれない
天然の紅花で染めた淡いピンクがかわいらしく、お祝いの席にぴったりなのが『紫野和久傳』の“紅 くれない”。
口に入れるとほろほろと崩れ、サッと溶けていく上品な落雁です。
落雁はシンプルな材料で作られていて、素材の味わいを感じることができ、「ちょっと甘いものが欲しい」というようなシーンで食べやすいのも魅力。
こちらの商品はサイズ感も丁度良く、引き菓子らしいアイテムです。
【豆源】豆菓子詰合せ「風味一流」 MA9
『豆源』は慶応元年に創業した老舗で、今もなお豆菓子の美味しさを追求しています。この“豆菓子詰合せ「風味一流」 MA9”は、豆源の選りすぐりの豆菓子が9種類入ったセット。
定番の味わいから、個性的なものまで幅広くラインナップされています。そのため、家族で食べ比べるなどの楽しみ方ができるでしょう。
また、子供のおやつをはじめ、お酒のおつまみにも最適なので、食べるシーンが多く活躍してくれますね。
センスの光るおすすめ引き菓子で、ゲストに気持ちを伝えよう
引き菓子はゲストへのおもてなしと感謝の気持ちを伝える、心のこもったギフト。
定番品から個性を感じるアイテムまで幅広くあるので、日持ちや温度管理、サイズなどを考え相手に喜んで貰えるスイーツを中心に選んでみましょう。