友人や知人が新しくお店をオープンしたら、開店祝いを贈ってエールの気持ちを届けたいですよね。しかし、「開店祝いを贈るのは初めてで、どんなプレゼントを選べば良いか分からない」という方も多いのではないでしょうか。今回は、開店祝いにおすすめのギフトを贈り方のマナーとあわせてご紹介します。
目次
開店祝いとは

飲食店・雑貨店・サロンなどのお店がオープンした時に、新たな門出を祝して贈るギフトが「開店祝い」です。
すでに開いていたお店がリニューアルオープンした場合にも、開店祝いを贈ります。
開店祝いのプレゼントには何を贈れば良い?

社会人ともなると、お祝いを贈ったり贈られたりといったシーンも増えてきますよね。しかし、開店祝いには馴染みがないという方も多いのではないでしょうか。
「開店祝いを贈りたいけど、相場はどれくらい?」「初めて贈る開店祝い、どんなプレゼントを選べば良いの?」という場合は、まずは開店祝いの相場や、定番・おすすめのギフトについて知っておきましょう。
開店祝いの相場
開店祝いの相場は、相手との関係性によって大きく変わります。基本的に、関係が密になるほど相場は高くなります。
- 友人の場合
友人の場合は、5,000円~10,000円が一般的な相場です。とくに親しい場合は、20,000円を上限の目安にすると良いでしょう。
- 家族、親戚の場合
親・兄弟など家族の場合は20,000円~50,000円、親戚なら10,000円~50,000円が目安です。ただし、親族間では「資金の足しに」という意味を込めて、相場よりも高額なお祝いを贈るケースもあります。
- 仕事関係の場合
取引先など仕事関係の相手なら10,000円~30,000円が相場です。取引先との関係の深さをよく考えて、金額を設定するようにしましょう。
定番は花のギフト
開店祝いの定番といえば”花”です。
店先を豪華に演出してくれる大きなスタンド花から、小さなスペースでも飾りやすい鉢植え・花束など様々な種類があります。
新しくオープンしたお店の前に、大きなスタンド花や胡蝶蘭の鉢植えが飾ってあるのを見かけたことがある方も多いと思います。こうした花はまさに開店祝いとして贈られたものです。
他にも、お店のインテリアとしてそのまま飾れるアレンジメントや、生花よりも長い期間楽しめるプリザーブドフラワーも人気があります。
花以外のギフトならどんなものがおすすめ?
定番の花以外のギフトを贈りたいなら、お祝い事には欠かせないお酒や、気軽に贈ることができるスイーツなどもおすすめです。
開店で何かと忙しい時だからこそ、手軽に楽しめる美味しいグルメや、家でのリラックスタイムを演出するアイテムも喜んでもらえます。
お金や商品券を贈る場合もありますが、友人への開店祝いの場合は相場もそこまで高くないので、品物を贈るのがおすすめです。
知っておきたい開店祝いのマナーについて

自分のお店を開くというのは、相手の人生の転機とも言える大切な出来事です。フォーマルなお祝いだからこそ、マナーをしっかり押さえて失礼のないように贈りましょう。
開店祝いを贈るタイミング
開店祝いは、開店までに間に合うよう贈るのが基本です。できれば一週間前までに贈れるよう、開店の知らせを受けたら早めに準備するようにしましょう。
開店日が近くなるほど準備で忙しくなることが多いので、前日などはできるだけ避けた方が無難です。ただし、生花の場合は日持ちしないので、開店当日の朝に届くよう手配しましょう。
開店祝いのパーティーに招かれている場合などは、持参してお祝いの言葉と共に直接渡しても構いません。
のし紙や水引はどうすれば良い?
開店祝いはフォーマルな贈り物なので、のし紙をかけて贈りましょう。表書きは「御祝」「御開店祝」とし、水引は紅白の蝶結び(もろわな結び)にします。
そして、せっかくの開店祝いだからこそ、「開店おめでとう」や「応援してるよ」という気持ちをしっかりと伝えたいもの。そんな時は、ギフトにメッセージを添えて贈るとより気持ちが伝わりやすくなるのでおすすめです。
MOO:D MARKにはギフトに有料でメッセージカードを付けられるサービスがあるので、ぜひ活用してみてください。
開店祝いを贈るのが遅れた場合
開店祝いを贈るタイミングを逃した場合でも、おおむね1ヶ月以内なら開店祝いとして贈ることができます。ただし、お祝いが遅れたことについては、ひと言添えるようにしましょう。
また、開店祝いではなく「御発展祈念」という表書きで贈ったり、1周年の記念日などに改めて贈り物をする場合もあります。
開店祝いに贈らない方が良いもの
開店祝いの贈り物にはタブーとされているものもあるので、必ず把握しておきましょう。
開店祝いの場合、とくに「火を思い起こさせるもの」は避けるべきと言われています。例えば、キャンドル・ライター・灰皿・赤い花などがこれに当たります。花束や鉢植えなどを贈る場合にも、赤一色にならないよう注意してください。
また、大切なお店の壁に穴を空ける必要がある壁飾りや掛け時計なども、贈らない方が良いアイテムです。
踏みつけることに繋がるスリッパなどの履き物やマットも、避けた方が無難なアイテムとされています。
ただし、業種によっては実用的で喜ばれることもあるので、相手の意向を尊重して選ぶようにしましょう。
華やかな門出に彩りを添える花のギフト

開店祝いの鉄板ともいえる花を贈るなら、オリジナリティやセンスの良さをプラスして贈ってみてはいかがでしょうか。
生花ももちろん素敵ですが、ここでは、アーティフィシャルフラワーやプリザーブドフラワーなど、長く飾ってもらえるアイテムをピックアップ。
新たな門出を彩るおしゃれな花ギフトなら、お店に訪れるお客さんの目を楽しませることもできるので、きっと喜んでもらえますよ。
【パコス / Pacos】レターフラワー SMILE ヘリクリサム オレンジ
花の新しい贈り方として、「レターフラワー」はいかがでしょうか。
キャンバス地に描かれたイラストと花のコラボレーションが織りなす、ナチュラルで温かい”花の手紙”は、まさにセンスの光るギフトと言えます。
イラストのシャツにさりげなく描かれた”SMILE”の文字には、「笑顔で楽しく頑張って」というエールの気持ちや、「笑顔が溢れるお店になりますように」という願いを込めることができます。
イーゼルに飾るのはもちろん、壁に立て掛けるだけでも店内をおしゃれに演出してくれるアイテムです。プリザーブドフラワーなので長く楽しめるのも嬉しいポイント。
【パコス / Pacos】レターフラワー SMILE ヘリクリサム オレンジ
【ベル・フルール / Belles Fleurs】バラとリボンのアレンジメント プリザーブドフラワー
バラやカーネーションなどを組み合わせた優しい雰囲気のプリザーブドフラワー。プリザーブドフラワーのアレンジとしては珍しい、少し高さのあるデザインです。
空間を柔らかく彩りながらも洗練された雰囲気を醸し出し、店内にアクセントを与えてくれます。カラーはピンク・イエローの2色展開。
お店の雰囲気に合わせて贈ってみてはいかがでしょうか。
【ベル・フルール / Belles Fleurs】バラとリボンのアレンジメント プリザーブドフラワー
くつろぎの時間を贅沢にするリラックスアイテム

お店を持つと何かと忙しく、自分のケアまでなかなか手が回らないもの。だからこそ、家でリラックスできる時間には、ゆっくりと過ごしてほしいですよね。
開店祝いにはお店に関するアイテムを贈る方が多い中で、あえて、自宅で自分のためだけに使ってもらえるアイテムを選ぶのは、ギフト上級者。
ここでは、くつろぎの時間を贅沢に演出できるギフトをご紹介します。
【エスエムピー / SMP】バスオイル&バスタブレット6個セット
「一日の終わりに、お酒やバスタイムでリラックスするパーソナルな時間」をテーマにしたバスコレクション。バスタブレットとバスミルクのセットになります。
スパークリングワインをイメージしたフルーティーな白ぶどうの香りがバスルームに広がり、上質で贅沢なバスタイムを演出してくれます。
バタバタと忙しい時だからこそ、「頑張って」のエールと共に、「お疲れ様」の温かな気持ちも添えて贈ってみてはいかがでしょうか。
【エスエムピー / SMP】バスオイル&バスタブレット6個セット
【センス・オブ・ヒューモア / SENSE OF HUMOUR】デューイエリクシアオイル
髪やボディのケア、ヘアスタイリングに使える『センス・オブ・ヒューモア / SENSE OF HUMOUR』の万能なオイル。
植物由来の成分に、保湿成分がバランスよく配合されています。マンダリンやピンクロータスなど柑橘系の香りは、万人受けしそうな心地よい爽やかさ。
お店では空調や水に触れる仕事などで、髪もボディも乾燥しがち。同時にケアできるこちらは、きっと役に立つ一本に。
「自分のこともしっかり労わってあげて」という気持ちが伝わるギフトです。
【センス・オブ・ヒューモア / SENSE OF HUMOUR】デューイエリクシアオイル
時間がなくても楽しめる極上お手軽グルメ

お店がオープンした直後は、特に忙しくて自由な時間が取れないはず。自分や家族が食べる食事の準備にまで、十分に手が回らないかもしれません。
そんな時は、手軽に美味しく楽しめるグルメが重宝されます。
簡単調理で堪能できる極上な料理や、そのまま食べれる絶品グルメは、きっと忙しさを乗り切るパワーになるはずです。
【かに物語】蟹レトルトと蟹メンチのセット
「幻の蟹」と言われるDeep Sea Red Crab(まるずわいがに)を使った、蟹の旨みを存分に楽しめる贅沢なギフトです。
クラブケーキ・フレンチカレー・トマトクリームパスタソース・アヒージョのセットで、特別な祝い事にぴったりな蟹を、心ゆくまで味わい尽くせる逸品です。
湯煎や電子レンジなどの簡単調理でいただけるのも嬉しいポイント。時間がないときにサッと食べてもらうも良し、頑張った日のご褒美としてゆっくり堪能してもらうも良し。
日持ちするので相手の好きなタイミングで食べてもらえます。
【燻製BALPAL】パーティおつまみセット
2種の合鴨スモークが入った、特別感のあるスタイリッシュなおつまみセットです。
調理いらずで、手間をかけずに美味しいおつまみが味わえるのが魅力。日持ちするので、食べるタイミングを選べるのも嬉しいポイントです。
近しい人と開店を祝う時に、おつまみとしてお出ししても良いでしょう。お祝いの席を華やかに演出してくれる一品です。
開店祝いには特別なお酒で乾杯を

お祝い事には欠かせないお酒も、開店祝いの贈り物として人気の高いギフトです。開店祝いのパーティーなどがある場合は、持参してその場で楽しんでも良いでしょう。
乾杯の一杯には、シャンパンやスパークリングワインがぴったり。おめでたい席を華やかに演出してくれるお酒をご紹介します。
【モニアル / フランス】ロゼ ドゥミセック 三越伊勢丹限定
『モニアル』は、歴史的建造物にも指定されている、クレールヴォー修道院のカーブを使用してシャンパーニュの小規模生産を行うワイナリー。その『モニアル』から、パーティーシーンにぴったりな一本です。
ゴージャスながらも上品なピンク色が美しいロゼシャンパンは、開店祝いパーティーの乾杯を華やかに彩ってくれることでしょう。
“家族の絆”を大切にする『モニアル』が造るお酒は、「お店に関わるすべての人と、家族のような絆を紡いで発展していってほしい」という想いを込めて贈ることができるギフトです。
【モニアル / フランス】ロゼ ドゥミセック 三越伊勢丹限定
【ベラヴィスタ / イタリア】フランチャコルタ・アルマ・グラン・キュヴェ・ブリュット
世界のワイン愛好家から高い人気を集めるワイナリー『ベラヴィスタ』。イタリア・ミラノにあるスカラ座のオフィシャルサプライヤーにも選出されるほどの高い評価を得るワイナリーです。
その『ベラヴィスタ』のフランチャコルタは、収穫から4年という長い歳月と、驚くほどの手間をかけて造られるスパークリングワイン。
「自分のお店を開く」という長年の夢を叶えた相手の姿を重ねることができるギフトと言えるでしょう。
イタリアトップクラスのレストランからも絶賛されるワイナリーのスパークリングワインを、開店という特別な日のお祝いに贈ってみてはいかがでしょうか。
【ベラヴィスタ / イタリア】フランチャコルタ・アルマ・グラン・キュヴェ・ブリュット
幸せなひとときを分け合えるスイーツ

ちょっと疲れた時に「甘いものを口にすると元気がでる」という方も多いのではないでしょうか。気軽に贈れるスイーツも、開店祝いのギフトとして人気があります。
個包装のお菓子なら、一緒に頑張っているお店のスタッフとも分け合いやすいのでおすすめ。
スイーツは手頃な価格のアイテムが多いので、他のお祝いギフトと組み合わせて贈ってもいいですね。
【フクレ / FUKU+RE】フクロウのフロランタン 20個入
「幸福を呼ぶ鳥」と言われるフクロウをモチーフにしたフロランタンです。店名の『フクレ / FUKU+RE』にも、「幸福(=FUKU)」と「くり返す(=REPEAT)」という意味が込められています。
お店の幸運と発展を願う、温かな気持ちを添えて贈ることができるスイーツギフトです。
手のひらにコロンと収まるサイズ感も可愛らしく、忙しい開店準備の合間にも癒しのひとときを与えてくれます。
【フクレ / FUKU+RE】フクロウのフロランタン 20個入
【ノワ・ドゥ・ブール】フィナンシェ
伊勢丹新宿店で絶大な人気を誇る『ノワ・ドゥ・ブール』のフィナンシェのギフトです。
相場よりも低価格なので、お祝いを別途渡して、開店祝いパーティーやお店を訪れた際の手土産として持参するのがおすすめ。
個包装されており3週間ほど日持ちするので、スタッフで分け合って家でゆっくり食べてもらうこともできます。
開店祝いを贈ってエールの気持ちを届けよう

開店は相手の人生の転機ともなる大きな出来事です。自分のお店を開くというチャレンジを後押しするためにも、「これから頑張って」というエールの気持ちがしっかりと伝わるギフトを贈りましょう。
フォーマルなお祝い事だからこそ、親しい仲であってもマナーを守って贈ることが大切です。
直接渡せるなら笑顔と一緒にお祝いの言葉を、配送するならメッセージカードを添えて贈れば、より丁寧にお祝いの気持ちを伝えることができるでしょう。