里帰り出産で実家にお世話になる時は、両親にきちんとお礼ができると良いでしょう。この記事では、里帰り出産のお礼の相場や知っておきたいマナー、おすすめの品物などをご紹介します。「里帰り出産のお礼には何を贈れば良いんだろう?」とお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
目次
里帰り出産をしたら、お礼を贈ってきちんと感謝を伝えよう!
「産前産後は里帰りをして実家にお世話になる」というママも多いでしょう。
事前にしっかり準備していても、いざお産が始まると予想通りにはいかないのが出産時の常。さらに、産後はママの体調が回復するのを待たずに赤ちゃんのお世話がスタートします。
里帰り出産をすると、何かと不安の多い時期に、実家の両親のサポートが受けられます。気兼ねなく頼れる両親がすぐ近くにいることは、大きな安心にも繋がるでしょう。
しかし、里帰り出産は、実家にも少なからず負担がかかるものだということを忘れてはいけません。
里帰り出産を受け入れる側は普段の家事などをこなしながら、赤ちゃんのお世話を手伝ったり、産後のママのために栄養たっぷりの食事を用意したりとやることがたくさんある上に、生活費の面でも負担がかかります。
さらに、上の子も一緒に里帰りする場合は、自分が入院している間の子どもの世話も頼むことになります。
そのため、産前産後の大変な時期をサポートしてもらえることへのお礼はきちんと伝えるようにしましょう。
自分の実家とは言え、今は別に世帯を築いている身なので、「お世話になる」という意識をしっかりと持つことが大切です。
里帰り出産のお礼の相場はどれくらい?
里帰り出産のお礼の相場は、1ヶ月あたり約2~3万円です。
一般的な里帰り期間は産前・産後を合わせておよそ1~2ヶ月なので、1ヶ月なら2~3万円ほど、2ヶ月なら4~6万円ほどが目安になります。
上の子を連れて里帰りする場合は、1ヶ月あたりおよそ5,000~1万円ほど上乗せすると良いでしょう。
ただし、相場はあくまで目安です。産院まで徒歩で通えるのか、毎回車で送り迎えしてもらう必要があるのかなど、それぞれの家庭によっても事情は異なるので、実家の負担を考えて金額を決めるようにしましょう。
里帰り出産のお礼を贈る時のマナー
実家の両親は気兼ねなく接することができる相手とはいえ、「親しき仲にも礼儀あり」ということを忘れてはいけません。
お礼を渡す際には、大人としてきちんとマナーある対応を心がけましょう。
里帰り出産のお礼を渡す時に押さえておきたいマナーをご紹介します。
里帰り出産のお礼はどのタイミングで、誰が渡す?
里帰り出産のお礼は、一般的には里帰りした日に渡します。
夫婦揃って「しばらくの間お世話になります。」と挨拶し、世帯主である夫からお礼を渡しましょう。
夫が仕事などの都合で一緒に実家に行けない場合は、妻からお礼を渡しても構いません。渡す際には、「夫からよろしく伝えるように言われた」という旨の一言を付け加えましょう。
自分の実家とはいえ、今はすでに別世帯なので、「お世話になる」という意識をしっかりと持つことが大切です。
里帰り中にお互いが気持ち良く過ごせるようにするためにも、初めに夫婦の心遣いをきちんと伝えておきましょう。
もしも、「お礼は大丈夫」と両親から言われている場合でも、何らかの形で感謝の気持ちを伝えた方がベター。
また、「お礼を渡すと両親が気を遣ってしまう」という場合や、「先にお礼を渡すタイミングがなかった」という場合は、里帰りから自宅に戻るタイミングで渡しても構いません。状況に応じて、臨機応変に対応するようにしましょう。
のし・水引のマナー
里帰り出産のお礼として現金を渡す場合は、のし袋に新札を入れて渡すのがマナーです。現金ではなく品物を贈る場合も、のしをかけて渡しましょう。
表書きは「感謝」や「御礼」などとし、名前は夫婦連名で記入します。
水引は、何度あっても喜ばしいお祝い事やお礼に使われる「紅白の蝶結び」を選ぶようにしましょう。
手紙を添えるとより丁寧な気持ちが伝わる
里帰り出産のお礼を渡す際には、贈り物に手紙を添えるとより丁寧です。
「里帰り出産を快く受け入れてくれてありがとう」という感謝の気持ちを、手紙で両親にしっかりと伝えましょう。
里帰り当日に渡す場合は、「しばらく面倒をかけますが、よろしくお願いします」という心遣いも伝えられると◎。
里帰りから帰るタイミングで渡すなら、「親子共々お世話になりました。また孫の顔を見せに来るね」といった旨を書き添えると、両親も喜んでくれるでしょう。
出産という大仕事を経験したからこそ、改めて自分を産んでくれたことへの感謝を綴っても良いかもしれません。
MOO:D MARKでは、贈り物に有料でメッセージカードを付けることもできるので、ぜひ活用してみてください。
里帰り出産のお礼に喜ばれるのはどんな品物?
里帰り出産のお礼には、里帰り中にかかる食費や光熱費の負担を考えて現金を渡す場合もあります。
ただ、「他人行儀なことはしなくていい」という理由や「お金は子育てのために使ってほしい」という理由で、受け取りを断られることもあります。
そんな時は、両親が喜んでくれそうなプレゼントを贈りましょう。
里帰り中に苦労をかけた両親の健康を気遣うアイテムや、若々しさをキープするのに役立つアイテムなどは、両親を大切に想う気持ちが伝わりやすいギフトです。
「両親が負担なく受け取れるものを贈りたい」という方には、スイーツやグルメなどの消え物系ギフトがおすすめ。渡す際に「よかったら後で皆で一緒に食べよう」と一言添えれば、堅苦しくなりすぎず、両親も気兼ねなく受け取れるでしょう。
他にも、飾って楽しめるインテリア雑貨や、持っていると便利な家電なども、喜ばれやすいアイテムです。
里帰り前に品物をゆっくり選ぶ時間がない場合は、カタログギフトを贈るのも◎。本当に欲しいものを選んでもらえるだけでなく、里帰り準備で忙しい選ぶ側の負担も減らせます。
お世話になった両親の健康を気遣うヘルスケアアイテム
里帰り中、家事をやってくれたり、赤ちゃんのお世話を手伝ってくれたりした両親。
そんな両親への感謝と、「いつまでも元気で、孫の成長を見守ってね」という気持ちを込めて、ヘルスケアに役立つアイテムを贈りましょう。
冷え対策が足元からできるウォーマー
ユニセックスで使えるスタイリッシュな腹巻き
くつろぎのお風呂時間を演出してくれるバスグッズ
里帰り中は、ママのサポートや赤ちゃんののお世話などでバタバタして過ごすことが多く、両親も大変なはず。
「私たちが帰ったら、今度は自分のことをゆっくり労わってね」という気持ちを込めて贈れるバスグッズをご紹介します。
両親で共用可能なヘアケアブラシ
花束を贈るように渡せる入浴剤
里帰りの思い出としてさりげなく寄り添う、おしゃれなインテリア雑貨
リビングや玄関など、好きな所に飾って楽しめるおしゃれなインテリア雑貨は、里帰り出産の思い出として形に残る贈り物です。
里帰りからママや赤ちゃんが帰った後も、眺めては賑やかな日々を思い出してもらえるでしょう。
里帰りが終わったあとも両親の生活にそっと寄り添ってくれる、おしゃれなインテリア雑貨をご紹介します。
ふわふわで愛らしいインテリア
ストレートに気持ちが伝わるレターフラワー
甘いもの好きな両親へ贈りたい、特別感のあるスイーツ
甘いもの好きな両親ならスイーツを贈るのもおすすめです。
入手できる地域が限られているスイーツや、手間暇かけて作られたこだわり溢れるスイーツなど、特別感があるものを選ぶと喜んでもらえます。
里帰りしている間に皆で楽しめるようなスイーツギフトを選んでも◎。
特別感の高いホテルスイーツセット
ワインにも相性の良いチーズケーキギフト
里帰り中に皆で楽しめるとっておきのグルメギフト
「美味しいものを食べるのが何よりの楽しみ!」という両親へ贈るなら、素材にこだわったとっておきのグルメギフトがおすすめ。
両親が普段自分たちだけではなかなか買わないものを選ぶと喜んでもらえます。
両親の好みに合わせて、ちょっと贅沢感のあるグルメギフトを選んでみましょう。
小分けが嬉しいうなぎ蒲焼丼ぶり
松阪牛と神戸牛の贅沢なお肉セット
好きなものをゆっくり選んでもらえるカタログギフト
両親の好きなものや、本当に必要なものを選んでもらえるのがカタログギフトの魅力です。ママと赤ちゃんが帰ってゆっくり過ごせるようになってから、じっくり選んでもらいましょう。
ママも里帰り前は、実家で過ごすのに必要な荷物をまとめたり、赤ちゃんが生まれた後の準備をしたりとバタバタしがちですが、「お礼の品物を選ぶ時間がない!」という場合でも、カタログギフトなら無理なく感謝を伝えられます。
幅広い選択肢があるカタログギフト
セレクトショップのおしゃれなカタログギフト
「あったら便利!」で選ぶおしゃれなキッチン家電
里帰りのお礼に家電を贈るなら、「あると便利なアイテム」を選ぶのがポイント。「なくても困らないけど、あったら便利」という家電は、自分ではなかなか買わないからこそ、プレゼントに貰えたら嬉しいものです。
キッチンにそのまま置いていてもおしゃれなキッチン家電をご紹介します。
料理の幅が広がるブレンダー
エコの意識が高まるソーダーサーバー
里帰り出産のお礼には感謝が伝わるギフト選びを
里帰り出産は、ママだけでなく実家の両親にも負担がかかるものです。
「自分の親だから」とお礼を疎かにせず、里帰りを快く受け入れてくれたことへの感謝の気持ちをきちんと伝えるようにしましょう。
自分の娘が、良識ある素敵な女性になった姿を見て、きっと両親も改めて嬉しく思うはずです。
今回ご紹介した品物を参考に、ぜひ両親が喜ぶプレゼントを選んでみてください。