お年賀は、新年最初のご挨拶です。日頃からお世話になっている方への贈り物に迷っているなら、老若男女を問わず喜ばれやすいお菓子がおすすめです。この記事では、お年賀のお菓子を贈る時期や相場、おすすめの品をご紹介します。
目次
感謝の気持ちを込めたお菓子のお年賀で、新年のご挨拶を

新年最初のご挨拶として、親戚・友人・仕事関係など、お世話になっている身近な方々へ贈る「お年賀」は、大切な贈り物です。
毎年、何を贈るべきか頭を悩ませている方も多くいらっしゃるかもしれませんね。
もし、お年賀に何を贈るかまだ決めていないなら、老若男女問わず喜んでもらえることの多いお菓子を贈って、「新しい一年も、よろしくお願いします」と伝えてみませんか?
贈った側も、もらった側も、きっとすがすがしい気持ちで新年を過ごせるでしょう。
お年賀でお菓子を贈る際は、関係性に合わせる

新年最初の贈り物であるお年賀に、何を渡すかはとても重要です。受け取った相手が「おっ」と思わず感心するようなお菓子をプレゼントできれば、より円滑な関係性を築けるでしょう。
大切なのは、贈る相手との関係性に合わせたお菓子を渡すことです。
仕事関係や目上の方には、包装や中身のしっかりした「かしこまったもの」を。気心の知れた友人には、思わず笑顔になるような「少し砕けたもの」を。
相手との関係性に応じたご挨拶ができるお菓子を選びましょう。
贈るのは1月2日から松の内まで
しっかりと喜んでもらうためには、贈るタイミングについても知っておきましょう。お年賀を贈るのは、1月2日から松の内までが基本です。
松の内とは、門松などの正月用の松飾りが出ている間。期間は地域によって異なり、関東は1月7日まで、関西では1月15日までとされています。
仕事関連のお年賀では、1月3日の仕事はじめから1月15日ごろまでに渡すところが多いです。相手との関係に応じて、期間内に渡せるようにあらかじめ準備しておきましょう。
ちなみに、「特にしっかりと挨拶したい方には、年が明けた1月1日にきちんと伺いたい」という方もいらっしゃいます。しかし、これはマナー違反と捉えられやすいため避けましょう。
元旦は何かと忙しく、また家族水入らずで過ごす方も多いものです。このようなタイミングで挨拶に伺うと、負担をかけてしまうかもしれません。
お歳暮や寒中御伺(寒中見舞い)との違い
お年賀と時期の近い贈り物に、お歳暮と寒中御伺(寒中見舞い)があります。
お歳暮は、年末のご挨拶。「今年もお世話になりました」という気持ちを込めて、12月初旬から25日ごろにかけて渡すものです。
寒中御伺は、松の内が明けたあとの季節のご挨拶。2月4日頃の立春の前日までに、「寒中ですが、いかがお過ごしですか?」と相手を見舞う贈り物です。
それぞれの意味を混同しないように、しっかりと覚えておきましょう。なお、松の内にお会いする機会がなく、お年賀を渡せなかった際には、1月15日以降の寒中御伺としてお渡しすることも可能です。
その場合は、失礼に当たらないように「新年のご挨拶に伺えず大変恐縮ですが……」と、一言思いやりの言葉を添えられると素敵ですね。
オンラインでのお渡しがおすすめ
お年賀は本来、新年の挨拶と共に持参することが推奨されていました。しかし、最近ではオンラインで贈ることを選ぶ方も増えています。
オンラインなら、時間のある時に手続きを完了するだけで、遠く離れた場所に住む相手にもお年賀を贈ることができます。移動する手間も感染症に対するリスクもありません。
昨今の情勢から帰省を自粛する方も、忙しくて新年の挨拶周りに手が回らない方も、オンラインを利用すれば手軽に新年のご挨拶ができます。
最近では、オンラインギフトの一種である「ソーシャルギフト」も一般的です。
ソーシャルギフトとは、住所を知らない相手に対しても、メールやSNSのアカウントから贈り物ができるサービスです。気軽にギフトを贈れるので人気があります。
ご無沙汰している知り合いにお年賀を送りたい場合にも、おすすめです。
「元気にしている?」と話が弾み、そこからまた交流が深まる、なんてこともあるかもしれませんね。
お年賀のお菓子の相場は3,000円ほど
お年賀の相場に明確な決まりはありませんが、一般的には3,000円ほどの贈り物を渡すケースが多くみられます。
目上の方や仕事関係の方に贈るなら、少し高めの5,000円ほどのお菓子を贈ると良いでしょう。近所の方や友人には、気軽なお年賀として1,000円台のお菓子を贈るのもおすすめです。
3,000円ほどを基準に、相手との関係性で使い分けましょう。
サクサク気軽に食べられる「クッキー」

お年賀のお菓子では、相手との関係に応じた品物を選ぶことが大切です。
気心の知れた方に贈るのであれば、形式にこだわるのではなく、「おいしさ」にこだわったお菓子を選ぶと喜ばれるでしょう。
自分でも食べてみたいと思えるような、おいしそうなお菓子を贈りましょう。クッキーは種類も豊富で、老若男女が気軽に食べられるおすすめのお菓子です。
<デメル / DEMEL>デメルセレクション M
<ヨックモック / YOKU MOKU>サンク デリス 5種40個入
<パティスリー・サダハル・アオキ・パリ>プティ ボワット
<プレスバターサンドギャラリー/PRESS BUTTER SAND GALLERY> バターサンドプレミアム3種詰合せ 10個入
「箱入り」で品のあるお菓子

上司や目上の方などに贈るお年賀は、お菓子の味だけでなく外装の印象にまで気を配りましょう。見た目にもしっかりしたお年賀を贈れば、「できる人」だと思ってもらえるかもしれません。
きちんとした印象を与えるには、箱入りのお菓子がおすすめです。あらたまったお年賀にふさわしいお菓子を2つご紹介します。
<ピエール・エルメ・パリ / PIERRE HERMÉ PARIS>マカロン 10個詰合せ
<セバスチャン・ブイエ / Sébastien BOUILLET>タルトレット 9個
<資生堂パーラー>チーズケーキ 9個入
<ノワ・ドゥ・ブール>ガトー・アソルティ 12個入
甘さに顔がほころぶ「チョコレート菓子」
濃厚な甘さが幸せな気分にさせてくれるチョコレートは、冬に食べたいスイーツの一つ。真夏だと溶ける心配があって少し選びにくいチョコレートのギフトも、冬場なら安心して贈れます。
暖かいドリンクと共に甘いチョコレートを食べて、身も心もホッとしてもらえると素敵ですね。
<ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ / HOLLANDISCHE KAKAO-STUBE>クラシックバウムM
<ダロワイヨ / DALLOYAU>オペラトーキョー(9個入)ラング ド シャ 18枚入
<ジャン=ポール・エヴァン / JEAN-PAUL HÉVIN>ボンボンショコラ 6個入
<ベルアメール / BEL AMER>ガトーセレクションM
伝統行事にぴったりな「和菓子」
お年賀は古くから続く伝統的な行事です。日本ならではの和菓子をお年賀に選べば、あらたまった感じときちんと感の両方が先方に伝わりそう。
また、誰もが一度は耳にしたことがある老舗の和菓子なら、年配の方にもおいしく食べてもらえそうですね。
<福砂屋>カステラ0.6号 2本セット
<とらや>小形羊羹 18本入
<たねや / Taneya>ふくみ天平 10個入
<鎌倉紅谷>クルミッ子10個入(缶)
<赤坂柿山>赤坂あわせ 3缶入り
あえてサプライズを狙う「変わり種お菓子」
家族や親族など毎年顔をあわせる相手には、少しサプライズを狙ったお菓子も贈るのも◎。毎年似たような品物になってしまいがちですから、あえて定番の品物を外して探してみましょう。
受け取った相手が思わず笑顔になるような、そんなサプライズにあふれたお菓子を選べると素敵ですね。
<あめやえいたろう / Ameya Eitaro>板あめ 羽一衣 6種入
<カヌレ ド キャンティ / Canelé de CHIANTI>Canelé de CHIANTI オリジナルカヌレ18種セット
<デメル / DEMEL>サワークッキー(30枚入)
<ヌークスフーズ / NOOKS FOODS>3種のフレーバーナッツ&ドライチーズとドライイチジクのセット
お年賀にお菓子を贈って、「今年もよろしくお願いします」とご挨拶を

新年最初のご挨拶であるお年賀の贈り物は、はずしたくないものです。喜ばれやすいお菓子を選んで、しっかりとご挨拶を行いましょう。
帰省を自粛する方や忙しい方には、オンラインでのお年賀や、SNSから気軽にギフトが贈れるソーシャルギフトの活用もおすすめです。
オンラインギフトやソーシャルギフトにも対応した贈り物が見つかるギフトサイト「MOO:D MARK」もぜひチェックしてみてくださいね。