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贈り物のルールとマナー
出産
(1) お祝い
- 出産祝いで大事なことは、赤ちゃんとママを気遣うことです。無事出産の知らせを受けても、出産直後に会いに行くことは避け、メールや祝電、手紙などでお祝いを伝え、後日あらためて出向きましょう。
- お祝いを渡す時期は、お七夜(赤ちゃんの健やかな成長を願い、命名書を飾ってお祝いする)から、お宮参りまでの間。つまり、生後7日から、1ヵ月くらいの間が良いとされています。最近では出産後1週間程度入院しているケースも多く、出産から2〜3週間後にお祝いを贈るのがベストタイミングといえるでしょう。
(2) お返し
- 出産祝いに対するお礼は、内祝いとして贈ります。内祝いとは、本来自分たちで祝う自祝いのことで、自ら喜びを分かちたいときに贈るものです。「誕生を内々に祝いました。赤ちゃんの名前は〇〇です」というお披露目の意味を大切にしながらギフトを選んで、のし紙に赤ちゃんのお名前を書いて贈りましょう。
- 内祝いを贈る時期はお宮参りの前後、つまり生後30日前後が一般的です。
(3) Q&A
- 出産のお祝いを贈るときの注意点を教えてください。
- 出産前に出産祝いを贈ることはせず、必ず出産後に母子の健康を確認してから贈るようにしましょう。贈り物については、事前にどのようなものがご希望か、相手の方にお伺いできると理想です。とくに場所を取るものは邪魔になることもあるので注意が必要です。また、蜂蜜など1歳未満のお子さんが口にすると危険とされる贈り物は避けた方がいいでしょう。
- 出産のお祝いに何を贈ったらよいのでしょう?
- 出産後すぐに使うものは揃えている可能性が高いので、1歳頃くらいに使用できる品物がよいでしょう。また、赤ちゃんが使うものは安心・安全なものが喜ばれます。誤飲してしまいそうなものや、敏感な肌にダメージを与えてしまうものなど、避けましょう。赤ちゃんだけでなく、ママへの産後ケア用品やママと赤ちゃんが一緒に使えるものも人気です。
出産祝いに適したギフト・・・おくるみ、お出かけ用ブランケット、半年から1年後に着られるベビー服や肌着、スタイ(よだれかけ)、バスローブ、ガーゼのハンカチ、ベビースキンケア用品、マザーズバッグ、抱っこ紐、デジタルフォトフレーム、子供用食器セット、知育玩具、カタログギフト
結婚
(1) お祝い
- 結婚式に招かれた場合は、お祝い金を包んで持参し受付でお渡しすることが多いです。結婚祝いの品を贈る場合は、取り込んでいる結婚式当日は避け、式の10日前までには届くようにしましょう。
(2) お返し
- 披露宴に出席していただいた方には、引出物を贈ります。披露宴に招待していない方からお祝いをいただいた場合、挙式後1か月以内にお祝いの半額程度の品物を「内祝」として贈るのが一般です。
- 挙式の数カ月も前にお祝いをいただいた場合も、挙式後にお礼と報告を兼ねて贈りましょう。
(3) Q&A
- 鏡、陶器など「割れる」ものや、包丁など「切る」ものを結婚祝いに贈ってはいけませんか?
- 昔は、二人の仲が「割れる」「切り裂く」などとして嫌われましたが、生活の必需品ですので気にしすぎず、相手の方が喜ぶものを贈りましょう。
入園・入学・卒業
(1) お祝い
- 内々のお祝いなので、祝い方にしきたりはなく、子どもがこれからの新しい生活に向けて、希望に満ちた気持ちになるよう祝ってあげることが大事です。
- お祝いの品を贈る場合には、本人や両親の希望を聞くのが良いでしょう。
(2) お返し
- 基本的に、お返しは不要といわれますが、どうしてもお礼をしたい場合は、「内祝」または「御礼」として贈るのが良いでしょう。
- 感謝の気持ちを伝えることは大切なので、手紙(メッセージカード)や電話で感謝の気持ちを伝えましょう。
(3) Q&A
- 会社の上司のお子さんが大学に合格。入学祝いはあげるものでしょうか?
- 家族ぐるみでのお付き合いでないかぎり、一般的には不要です。ただし、日頃の感謝を込めて差し上げたいという気持ちがあれば、贈る場合もあります。 ※記載されている内容は、地域・時代・慣習・商品によって異なる場合があります。