ストウブの鍋をギフトに贈ろう!
おすすめの簡単美味しいレシピ&サイズ・色選びのコツ
フランス生まれの<ストウブ / STAUB>は、家庭の台所はもちろん、プロのシェフにも愛される、ホーロー鍋の代名詞的存在。スタイリッシュな見た目はストウブの大きな魅力の一つですが、食材の美味しさを手間をかけることなく引き出してくれる機能性の高さは、結婚祝いなどのギフトにも最適。ここでは、 今すぐ取り入れたい簡単レシピや、気になるサイズ・色選びのポイントなどをお届けします。
ストウブの鍋ってどんな鍋?食材が美味しくなる秘密
ストウブの鍋と聞いて、料理の上級者が使う、本格派ホーロー鍋のイメージを持つ方も多いのでは?プロも愛用するストウブの鍋ですが、実は家庭でも簡単に活用できることが大きな魅力。
フランスの職人の手により、伝統的な手法でつくられるストウブの鋳物ホーロー鍋。食材からでた旨みを含んだ水分が蒸気となり、鍋の中で食材にまんべんなく行き渡ることで食材本来の美味しさを引き出してくれます。
食材の美味しさを引き出す理由の一つは「蓋」にあります。蓋の裏側にある「ピコ」と呼ばれる小さな突起は、食材の旨みを含んだ水分を鍋の中で循環させ、ふっくらジューシーに調理することが可能に。さらに蓋の「重み」もポイントで、きちんと密閉してくれることも大切な要素。
そしてもう一つは「程よい圧力」です。ストウブの鍋で調理した食材を食べた時に感じる、食材の「食感」。程よい圧力をかけて調理出来る仕様だからこそ、ただ柔らかいだけでない、食材本来の味わいをより楽しむことができるのです。
旨みを含んだ食材には、複雑な調理は不要。簡単に、そして美味しく調理出来ることが、家庭でもストウブの鍋が愛される理由です。
ストウブの簡単レシピ|シンプル編 子どもも大人も食材本来の美味しさを知るきっかけに
今回は、日頃からストウブの鍋を愛用する皆さんに、リアルな食卓のエピソードと共に実際に家庭で作っているおすすめレシピを教えてもらいました。皆さん口をそろえて、「とにかく簡単!」と言うように、自分にもできるかも!と、すぐに試したくなるようなレシピばかり。
ストウブを使ってまず実感できるのが、「食材本来の美味しさ」。
2人の小学生のママでもある髙橋さんは、「あれこれ調味料を入れない方が、食材の美味しさを感じられることに気が付いた!」と教えてくれました。
家族に大好評なのが、産地によって年に数回「旬」を楽しめる「新じゃが」。中火で温めた鍋の底に薄く水を張り、弱火にしたところに洗った新じゃがを入れて10分程たったら完成です。じゃがバターにしたり、塩をかけたり、子どもも大人も家族それぞれが好みの味で楽しめます。
旬の食材の美味しさを、簡単な調理で引き出せるのもストウブの醍醐味。夏には「枝豆」や「とうもろこし」、秋には「焼き芋」、冬には「蕪」など、SNS上でも旬の食材をストウブでシンプルに調理したレシピ情報が、ユーザー同士で交換され盛り上がっています。
また、5歳の女の子と2歳の男の子のパパである平部さんは、「ストウブは一つの食育です!」と興味深い一言。ストウブで調理した野菜を、小さな頃から食べ続けている5歳の娘さんは、ほとんどの野菜を好き嫌いせずに食べれるんだそう。
反対に、野菜が少し苦手な息子さんがいる前島さんは「離乳食の頃からストウブを使っていたら、少し違ったかもしれない」と、離乳食期を振りかえります。
ストウブの鍋は、子どもも大人も食材本来の美味しさを知るきっかけとなる、一つのツールになっているよう。
ストウブの簡単レシピ|家庭料理編 日常に寄り添う食卓の味方
素材本来の味を引き立ててくれるストウブの鍋。シンプルな野菜のみの調理に加えておすすめしたいのが、ベーシックな家庭料理です。
普段の家庭料理にこそ使ってもらいたい!と、前島さん。「料理はあまり得意じゃない」という前島さんがよく作るのは、「具沢山の味噌汁」や「肉じゃが」です。
味噌汁は最初にダシを取るのではなく、肉や野菜などの具材を少しの油で炒めたら、水を入れて、味噌と少しのダシを加えるだけで美味しい味噌汁が完成するそう。最初に炒めることで、肉にも野菜にも少し焦げ目がついて旨みに変わり、素材の美味しさが引き立つ味噌汁になるんだとか。
肉じゃがは、中火で温めた鍋で具材を炒め、無水調理で水や出汁を加えず、調味料のみ入れて弱火にして煮込めばOK。子どもたちからも大好評だとか。
具材を入れたら細かな火加減の調整がいらないので、次の料理に取り掛かれるのも嬉しいポイント。「煮込む時間も通常より少ないので、だいぶ助かっています」と、忙しいママたちの頼もしい味方にもなっています。
もちろん男性にとっても、ストウブの鍋は心強い存在。10年以上ストウブを愛用していて、20個以上の鍋を所有している!という渡邊さんの日常には、ストウブの鍋が欠かせない存在。
平日はパパッとできるシンプルなメニュー、週末は少し手の込んだ煮込みメニュー、というように使い分けをしているんだそう。時間がある週末には、おつまみにもぴったりなローストポークもおすすめですね、と簡単なレシピを教えてくれました。
「中火で豚肩ロースと香味野菜を焼きつけたら、弱火にして塩のみの味付けをして、ほったらかしにするだけ。野菜の旨味がきちんと行き渡るから、本当に細かいことをしなくても味が決まってくれて、男飯にも大活躍なんです」と、楽しい週末の風景が目に浮かびます。
ストウブのサイズ選びに悩んだら。おすすめ&リアルな使い分け術
こんなに簡単に活用できるなら、ご自身のご家庭へはもちろん、大切な方の結婚祝いや引越し祝いなど、節目のギフトにぜひセレクトしたいところ。
そこで、まず悩むのがサイズ(モデル)選び。
「頂いたは良いものの、実はキッチンの扉の中に眠っている…」なんて話もよく耳にするんですよ、と平部さん。プロが使うイメージもあるストウブの鍋は、なんとなくしまい込んでしまい、手に取らなくなってしまうこともあるのだとか。そうならない為にも、参考にしたいのがリアルな使い分け術です。
3.4人家族なら、ココットの20㎝・22㎝はカレーなどのメイン料理にも使えるから万能ですね。と、全員一致の意見。ある程度料理に慣れている方なら上手に活用できそうです。
高橋さん・前島さんの女性陣が特に「登場回数が多い!」とおすすめしてくれたのは、ココットの16㎝など小さめサイズ。あと一品何か欲しいな、という時にぴったりなサイズ感で、扱いやすいのが魅力なんだとか。ゴハンココットも、深さがあるので汁物づくりや揚げ物に便利で、コンパクトで場所をとらないのも嬉しいポイントとのこと。
最初の一つを小さめサイズからスタートするのは、男性陣も納得の意見。野菜を茹でたりアヒージョを作ったり、副菜づくりに活躍しますね、と渡邊さんも小さめサイズを愛用しているよう。
小さめサイズからストウブに慣れ親しんで、料理のバリエーションや、家族が増えたりする過程で、少し大きめのサイズを増やしていく、というスタイルは、ギフトとして贈る際の参考になりそうです。小さめサイズからストウブのある暮らしをスタートすれば、その重さに慣れず使わなくなってしまう、ということも回避できるはず。
平部さんのお気に入りは、ワナベのMサイズ。底に丸みがあることで具材を混ぜやすいので、例えばワナベの底に溶いた卵を入れて、後からスープや出汁を入れれば、まるでだし巻き卵のようなふわふわの卵スープが楽しめるのだとか。
ワナベシリーズは蓋が少し軽めなので、ご年配の方へのギフトにもおすすめです。
ストウブの色選び。ぴったりのカラーを見つけよう!
ストウブをセレクトする時に、もう一つ悩むポイントが「色選び」。どれも洗練されたカラーなので、ギフトに贈る際も悩んでしまいます。
「好きなファッションや、ご自宅のインテリアのテイストに合わせるのが◎」と前島さん。
実際に、白を基調としたインテリアで統一している高橋さんのご自宅では、ご自宅の雰囲気に合わせて、グレー中心にセレクトしているそう。
モノトーンが好みの渡邊さんは、「自宅にある20個以上のストウブは全てブラックかカンパーニュ(オフホワイト)です!」という徹底ぶり。男性にはもちろん、ブラックなどのベーシックカラーは根強い人気で、同じカラーを幾つも揃える方も多いようです。
贈る方の好みを具体的に想像してみると、相手にぴったりの色選びができそう!
また、ギフトに選ぶならナチュラルなイメージのリネンもインテリアとの馴染みが良く贈りやすいとのこと。幸福感のある柔らかなイメージで、お祝いごとにも最適です。
ちょっと他の人と差をつけたいなら深みのあるグリーンが印象的なバジルが◎。差し色としてもキッチンに映え、おしゃれな方からの支持も厚いのだとか。2つ目以降のカラーとしてもおすすめです。
NEW|ストウブに新色「セージグリーン」が登場
セージは、”健康”や”家族愛”の象徴として、古くからヨーロッパで親しまれているモチーフ。インテリアに取り入れるアクセントカラーとしてもヨーロッパで人気があり、このカラーが一つあるだけでキッチンをパッと明るく演出してくれそう。
新しく始まる家族の幸せを願って、結婚祝いはもちろん、出産祝いとして贈るのも◎。門出のギフトシーンに、優しく花を添えてくれるはずです。自分へのご褒美ギフトとしても気分が高まりそう。
ストウブを長く大切に使おう
最後にお伝えしたいのが、ストウブの鍋を長く大切に使うコツ。
ストウブの鍋は、保温性が高く1度温めてしまえば、その後はほぼ弱火や低温調理で済むので、鍋底が焦げたりホーローが剥がれることを避けられます。ストウブの良さを活かして弱火・低温調理を楽しむことが、鍋にもお財布にも優しい結果に。
また、 しゃもじやヘラは金属製以外のものを使うのが、ホーロー鍋を傷つけずに使うポイントです。
基本的には細かなお手入れは必要ありませんが、サビが出やすい蓋のフチの部分は、洗った後にふきんで水分を拭いてあげると◎。ちょっとしたひと手間が、長く愛用するコツのようです。
そして意外だったのが「揚げ物」が長持ちにつながること。ストウブの鍋は内側にツヤがあるのが、良いとされる状態。油膜をつくることで乾燥のしすぎを防ぎ、サビを防止してくれます。ストウブの鍋なら少ない油の量で揚げ物ができるのも嬉しいポイントで、さらにお手入れにもなるので一石二鳥。
調理も、お手入れも、複雑な手順の必要がないストウブの鍋は、「特別」ではなく、日常に寄り添う「身近」な存在。長い間、家族の食卓に幸せを運んでくれるようにと気持ちを込めて、大切な方のお祝いのギフトやクリスマスプレゼントに贈ってみては。