坂崎千春さんのペンギンモチーフ!
限定150本の万年筆と新作ジクレーがムードマークに登場
「MOO:D MARK by ISETAN(ムードマーク バイ イセタン)」では、イラストレーター・坂崎千春さんが手がける、ペンギンをモチーフにした万年筆(ムードマーク限定品)と新作ジクレーの展開を12月10日からスタート!
坂崎さん描きおろしのペンギンがデザインされた万年筆は、1911年創業のセーラー万年筆とのコラボレーション。ペンギンカラーに見立てた“ブラック”の軸に、金色のペンギンが映えるデザインの万年筆は、150本の限定生産!
今回は、坂崎千春さんに、ペンギンをデザインした万年筆が誕生するまでのエピソードや、坂崎さんご自身と万年筆の出合い、ギフトで万年筆を贈るなら?など、今回の新作アイテムにまつわるお話をいろいろ伺いました。
坂崎千春さんと万年筆の出合い
坂崎さんとムードマークが一年越しで作ってきたオリジナルの万年筆。もともと万年筆には愛着があったという坂崎さんに、万年筆にまつわるエピソードを伺ってみました。
「30歳になるタイミングで自分へのギフトとして選んだのが万年筆でした。20歳で成人にはなりますが、本当に大人になるのは30歳なのでは、と思い、30歳になる時に白いセルロイドの万年筆を自分自身に贈ったんです」と坂崎さん。
当時も書く仕事をされていた坂崎さん。万年筆で書いた文字をデザインで使えること、万年筆で書く文字は味わいが出ること、そして、長く手元で愛用できることから、30歳になる自分へ万年筆を贈ったのが、万年筆との印象的な出合いだったと教えてくださいました。
オリジナル万年筆の開発秘話
20年秋に坂崎千春さんとムードマークのオリジナル万年筆の企画がスタート。1911年創業し、日本初の国産万年筆を開発したセーラー万年筆とコラボレーションすることに。セーラー万年筆は1本1本の万年筆を熟練した職人が作る、精緻をきわめた細部の技術にも定評のあるブランド。
今回坂崎さんとのコラボレーションで誕生したのは、黒をベースにゴールドのペンギン柄が映えるオリジナル万年筆。
「はじめてのコラボ万年筆ということもあり、ザ・万年筆といった王道の1本に仕上がったと思っています。万年筆と聞いて、ぱっと思い浮かべるのが黒の軸にゴールドのあしらいがある万年筆だったんです。軸を白にするアイデアも途中あったのですが、ペンギンが映えるのは、やはり黒だろうということで、今回のデザインに落ち着きました」と、仕上がったばかりのオリジナル万年筆を手にとりながら坂崎さん。
今回、注目したいのが万年筆のペン先!通常は、セーラー万年筆のロゴマークでもある碇が彫られている部分に、坂崎さんのペンギンがデザインされているんです。
坂崎さんも「オリジナル万年筆の企画を進める中で、ペン先にもデザインが入れられるとセーラー万年筆さんからご提案いただきました。ペン先は文字を書く時だけではなく、インクを吸わせたりする時にも目に入る場所なので、そこにペンギンがデザインできるのはすごく素敵だなと思います」とその仕上がりに大満足です。
遊び心いっぱいの新作ジクレー
万年筆の発売日と同じ12月10日からは、坂崎千春さんの新作ジクレーをムードマークで展開します。
前回は「日々の贈り物」をテーマに作品を制作していただきましたが、今回は「万年筆」をテーマにした新作と、相手と心を通わせる“あたたかいシーン”を描いた作品が届きました。
「万年筆」をテーマにした新作ジクレー2作品は、坂崎千春さんの直筆サインとエディションナンバーが入っています。
「万年筆には誰かに気持ちを伝えるメッセージを書くという役割もありますよね。なので、ペンギンが万年筆で文字を書いているデザインを選びました。もう1枚は、今回コラボさせて頂いた型の万年筆を持ったペンギンをデザインしました」
『ディア ペンギン』では、インク瓶をもともと描かれていた丸い形から四角い瓶に変え、ラベルもつけて、万年筆好きが見れば「あっ、セーラー万年筆のインク瓶だ」と分かるような遊び心でアレンジされています。
「せっかくなので、インクの色も万年筆らしい“ブルーブラック”にしてみました(笑)」と坂崎さん。
『セーラーペンギン』では、ペンギンが持っている万年筆のゴールド部分の色を出すのに、こんな工夫があったとか。
「ゴールドが黄土色に見えるのが嫌だったので、金箔の紙を一度スキャンしたものをデータ上で入れていきました。ゴールドの濃淡で金属の質感を出すために、今回初めて挑戦した技法です」
坂崎千春さんの直筆サイン・エディションナンバー入りの新作ジクレーの他にも、気持ちを通わせるあたたかいシーンをテーマにした新作ジクレーが登場します。
万年筆をギフトで贈りたい相手とは?
万年筆ラバーの坂崎さんに、万年筆をどんなシーンで愛用しているか伺うと「朝思いついたことを万年筆でノートに書き留めています。日記でも、手紙でもなく、ただ、インクが出る感じを楽しみながら、なんでもないこと書くことが、生理的な楽しさに繋がっている気がします。万年筆を使って書くことは、自分の気持ちと繋がっている感覚がありますね」という答えが返ってきました。
そんな坂崎さんが、ギフトで万年筆を贈りたい相手は「万年筆は、趣味に繋がるもの。だから、自分で自分に贈るのが一番ではないでしょうか」とのこと。
セーラー万年筆とコラボレーションした、坂崎千春さんのペンギンがデザインされたオリジナル万年筆。世界に150本しかない特別な万年筆は、自分へのご褒美ギフトにも、大切な方への節目の贈り物にもおすすめしたいアイテムです。
坂崎千春さんの描くペンギンのメッセージカードも!
ムードマークでは、坂崎千春さんの描くペンギンモチーフのメッセージカードをご用意しています!クリスマスシーズンにぴったりのサンタクロースの帽子をかぶったペンギンや、お花を手にしたかわいいシルエットのペンギンなど、デザインも色々。デジタルメッセージカードは、ギフトを選んで「ソーシャルギフトで送る」を選択すると、その先のページで相手に送信したいデジタルメッセージカードのデザインとメッセージを入力できるサービスです。また、ペンギンモチーフの紙のメッセージカードもご用意しています。