メルマガ会員登録すると送料全国一律 常温便550円・クール便990円でお届けします

ギフトを届ける人 vol.6
加藤順子さん
ものとの出会いで得られる経験を
さりげなく調和するギフト
として届けたい。

ムードマークのラインナップから、誰かに贈りたいアイテムをクリエーターにセレクトしてもらい、ギフトについて思いを巡らせ、可能性を広げていく連載「ギフトを届ける人」。第6回のゲストは歯科医師の傍らモデル、クリエイティブディレクターとして活躍する加藤順子さん。身に纏う洋服、部屋を構成する家具までディレクションする加藤さんにとって、部屋にあるものがその人の価値観を語っているといいます。そんな相手の人となりを読み解きながら思いを届けるように、日常生活に調和するように選んでいるというギフトについてお話を伺いました。

加藤順子さん|ものとの出会いで得られる経験をさりげなく調和するギフトとして届けたい。

INDEX

心から良いと思えるものに出会ったとき、ギフトを届ける

心から良いと思えるものに出会ったとき、ギフトを届ける サブビジュアル1
心から良いと思えるものに出会ったとき、ギフトを届ける サブビジュアル2

気になったものは必ず自分で購入して、試してみたいタイプだという加藤さん。中でも特に心に残ったものは、友人の分まで買ってしまうのが日常茶飯事なのだそう。特別な日ではなくても、良いものと出会った体験を大切な人とも共有したい、という思いがギフト選びに繋がっているといいます。

「贈り物ってなんでもないような日にもらえると、嬉しかったりしますよね。私の場合は心から良いなと思ういいものを見つけて、そのときの自分の感動やときめきを人とシェアしたいと感じたときがギフトの届けどき。たとえば日焼け止めやパウダーのような日用品も、誰に頼まれるでもなく、いいものはみんなにも教えてあげたいと思ってしまうところがあります。昔から、なぜか自分の基準には絶対的な自信があるんですよね」

気負わず、相手にも気を遣わせないように贈り物をしたい。そしてギフトには、さりげなく日常生活に溶け込みながら、使うたびにその人のことを思い出してしまうような日用品を選ぶことも多いといいます。

「以前、ある方からいただいたギフトで一番感動したのが『箸』なんです。『箸』ってわざわざ自分で新しく買おうとも思わないので、いただいたものをずっと使い続けてしまうんですよね。それから、これは友人が広尾にある器屋さんで買ってきてくれた作家さんの木の器。大きさも質感も主張が強すぎずに、周りのプロダクトと調和してくれています。実はちょうどお皿をいただいたとき、ダイニングテーブルの上にものが散らばっているのが気になっていたんです。アクセサリー入れのようにして、毎日使うものなので全く負担にならないですし、使う度にその人を思い出してしまう。ギフトの選び方をわかっているなと(笑)」


さりげなく相手に寄り添って、暮らしを豊かにしてくれる日用品

さりげなく相手に寄り添って、暮らしを豊かにしてくれる日用品 加藤順子さん
さりげなく相手に寄り添って、暮らしを豊かにしてくれる日用品 ムードマーク 女友達へのギフト

今回、加藤さんがムードマークからセレクトしたのは、さりげなく生活に寄り添って、身の回りを豊かにしてくれる「女友達へのギフト」。中でもハンドソープは加藤さんにとって欠かせないギフトのひとつなのだそうです。

「コロナ禍以降、アルコール消毒する機会が増えましたが、あらためて、家に帰ってから、ハンドソープで手を洗う時間ってとても大切な気がしています。消毒するために手を洗うのではなくて、好きな香りに包まれて、ほっと一息つくために手を洗う。同じ香りでも、香水は『自分から発せられている香り』と認識してしまうので、贈り物として人からいただいたものを身に纏うのには抵抗がある方もいるかもれない。ですが、ハンドソープは『自分の外から与えられて包んでくれる香り』という感覚で受け取れる。それにハンドソープってなければ石鹸で代用可能ですし、『使おう』と意識的にならずとも毎日自然に使う消耗品なので、いただいても嫌じゃないんですよね」

モルトンブラウン / MOLTON BROWN O&B ハンドウォッシュ

モルトンブラウン / MOLTON BROWN  O&B ハンドウォッシュ

英国王室からも信頼を寄せるイギリスのラグジュアリーライフスタイルブランドのモルトンブラウン。世界中のエキゾチックな植物から採取された成分をブレンドする高い技術から生まれた、オレンジオイル、マンダリン、ネロリをブレンドした、上品な香りはブランドのベストセラー。「ずっと父が使っていたので男性が使うイメージが強かったのですが、香りの種類が豊富なので、自分の好きな香りが見つけられると思います。包み込んでくれるような安心感のある香りで、使い続けています」

アクア ディ パルマ / ACQUA DI PARMA  アランチャ ハンドウォッシュ

アクア ディ パルマ / ACQUA DI PARMA  アランチャ ハンドウォッシュ

1916年に創業以来、イタリアで100年以上続く「香水の芸術」とも謳われるアクア ディ パルマ。リキッドタイプのソープはアロエの抽出液とプロビタミンB5(パンテノール)を配合し、優しく洗浄しながら肌の潤いを保ちます。「いわゆるハイブランドのハンドソープは、ギフトとしてもらう方も気が引けてしまう。アクア ディ パルマは国内では取り扱いも多くなく香りに詳しい知る人ぞ知るブランド。デザインも可愛らしいので性別問わず喜んでもらえるのではないかなと思います」


ものから得られる経験をギフトとして贈りたい

ものから得られる経験をギフトとして贈りたい 加藤順子さん

ハンドソープ然り、良いものかどうかは自分で購入して比較検討するという加藤さん。流行に流されないその確かな審美眼は、見聞きした情報よりも、自分で体験することで得た経験の蓄積の上に成り立っているといいます。

「ギフトって経験を贈ることだと思うんですよね。ひとつのものを送る場合でも、そのものから得られる経験をギフトしている感覚があります。ヘアオイルであれば髪がサラサラになる経験、香水は香りに包まれる経験。なので自分にできるだけサンプル数があった方が良い。流行っているからあげるというよりは、流行っていなくても自分が何年も使っているものをあげたりする方が、相手にどんな経験をしてもらえるかも想像もしやすいということもありますね」

リファ / ReFa  リファイオンケアブラシ

リファ / ReFa  リファイオンケアブラシ

美しい髪を保つのに欠かせない頭皮ケアを考慮したヘアブラシ。頭皮環境と頭皮の毛穴の特性に着目して生み出した独自発想の洗浄メカニズムで、髪の汚れから頭皮の毛穴汚れまでしっかり落とします。しっかりとブラッシングしたいシャンプー時と軽くブラッシングしたいトリートメント時に持ち替え可能なダブルグリップ構造。「ヘアブラシはプライベートでも、お仕事でも、持ち歩いたりして毎日使うもの。最近は頭皮ケアにもハマっているのですが、櫛やブラシって何個あっても良いので、ギフトとしても届けたいですね」

     

部屋に置いてあるものたちは、細胞のような存在

部屋に置いてあるものたちは、細胞のような存在 加藤順子さん
部屋に置いてあるものたちは、細胞のような存在

加藤さんの身の回りの「もの」に対する意識はコスメや身に纏う洋服や家具、空間に至るまで多岐に渡ります。そして妥協のない視点で選ばれたものたちが並んでいる加藤さんの部屋は、明確にひとつの世界観を創り出し、自身のイメージ、ブランディングにも通じているようにも見えます。

「部屋に置いてあるものは、自分の身体の一部、細胞のようなものだと思っているんです。だって、ものを買うときって、もっと美しくなりたい、もっとこういう生活をしたい、より快適に心地よく過ごしたいというような自分の願いのもとに買うじゃないですか。より良い自分になりたいと思って洋服も選んでいるし、コスメも選んでいる。だからそのより良い自分になる選択の基準や方向性があっちに行ったりこっちに行ったりしていると訳がわからなくなってしまって、胡散臭い自分になってしまうかもしれません。部屋をみるとその人の人となりが見えるし、何が好きで、何にお金をかけたいのかの価値観が垣間見えるので面白いですよね」

バウム / BAUM  アロマティック ルームスプレー

バウム / BAUM  アロマティック ルームスプレー

カリモクと資生堂がコラボレーションし、「樹木との共生」をテーマに環境の変化にしなやかに調和しながら何百年も生き続ける“樹木の力”に着目したスキンケアブランドのルームスプレー。「熊野亘さんがデザインされたパッケージが素晴らしいですよね。特に家具の製造工程で生まれてしまう端材を再生利用して作られていると知って衝撃を受けました。ルームスプレーで香りが気に入ると、同じブランドの化粧水やコロンなども気になり始めるので、香りに出会う入口として届けたいですね」


ものとものが共存し、調和していると心地よさが生まれる

ものとものが共存し、調和していると心地よさが生まれる サブビジュアル1
ものとものが共存し、調和していると心地よさが生まれる サブビジュアル2

ギフトを選ぶときにも意識するようにしているのは、そうした一見したらひとつひとつ異なるものに思えるものごと、たとえばその人が愛用しているコスメやお気に入りの洋服、日用品や棲まう空間の繋がりを意識することだといいます。

「ギフトを選ぶときはその人の生活空間や持ち物を想像して、ノイズになるか、ならないかは一番考えるようにしています。洋服も部屋に置いてある家具も、私にとっては同じ土俵で捉えていて、たとえるなら洋服はインナーで、家具はアウター。そこに齟齬が生まれないようにしないとなんというか、チグハグしてしまう。髪型も洋服もその日の持ち物もぜんぶその人。そこに共存してくれないと、調和しないんです。ギフトを贈るときには、相手を見て、その人の隣で共存してくれるかな?ということを気にしながら選んでいます。そして共存しながらも、少しだけ目立ってくれたら嬉しいなと」

ウカ / uka  ukaヘアオイル レイニーウォーク

ウカ / uka  ukaヘアオイル レイニーウォーク

ヘアサロンからネイリストの渡邉季穂氏が独立する形で生まれ、ヘアやネイル、スキンケアからフレグランスまで、トータルビューティケアを掲げるブランドukaのヘアオイル。「ukaの香りはパッとわかるというよりも複雑で面白い。香りの印象って記憶に残りやすいので、クセのある香りだとよりギフトを届けた相手も忘れないでいてくれるかなと。『レイニーウォーク』のように時間や天気、シチュエーションを想像させるような名前が付けられているので、選ぶのも楽しいですね」


すべてのものはより良く生きるための道具として

この状況だからこそのオンラインギフト選び

身に纏うものから生活する空間に至るまで、枠組みにとらわれず多様なブランドとコラボレーションし、独自の世界観を発信している加藤さん。その根底にあるのは、「道具」としてより良いものを人に使ってもらいたい、という思い。

「ものはもの以上でも以下でもないと思っているので、とても丁寧に扱わなくてはいけないとは思っていないですし、私自身どちらかといえばガサツな方。傷つきやすいものもあまり気にしないで使いますね。道具として有効に使えるのが一番良いのではないかなと。ギフトを贈った相手にも、気にせずラフに使ってもらいたいですね」

PROFILE

■加藤順子
歯科医、クリエイティブディレクター、モデル。愛知県名古屋市出身。歯科医師の傍らモデルとしても活動。独自の感性やセンスが同世代の女性から支持を受け、近年ではクリエイティブディレクターとしてさまざまなブランドとコラボレーションを行う。
Instagram: @_katojun_

Photo / Ayumi Yamamoto Text / Moe Nishiyama Edit / Takahiro Shibata(Kichi)

「連載|ギフトを届ける人【GIFT STORY】」はこちら

ギフトを届ける人 vol.6 一覧GIFT IDEAS
1 RESULTS

おすすめ記事

【2025年最新】母の日のおすすめプレゼント特集

2025年4月3日

【2025年最新】母の日のおすすめプレゼント特集

【2025年最新】母の日お取り寄せスイーツギフトランキング

2025年3月29日

【2025年最新】母の日お取り寄せスイーツギフトランキング

ソーシャルギフトのベストセラーランキング

2024年8月21日

ソーシャルギフトのベストセラーランキング

プレゼントでもらって嬉しいコスメ化粧品特集!

プレゼントでもらって嬉しいコスメ化粧品特集!

ムードマークのソーシャルギフト

ムードマークのソーシャルギフト
SNSで贈れる新しいギフトの形

コーヒー好きにプレゼントしたい!コーヒーギフト特集

コーヒー好きにプレゼントしたい!コーヒーギフト特集

ギフトコンシェルジュに相談!

絞り込み