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ピュアなミルクの優しさ。
ナカシマファームが届ける未来の酪農。

ピュアなミルクの優しさ。ナカシマファームが届ける未来の酪農。

強くて優しいミルクの甘味と、しっとりと舌をなでる濃厚な舌触り。
初めて食べると癖になる味わいが魅力のナカシマファームがつくるブラウンチーズ。

誰もが母から受け取る初めてのギフト「ミルク」。
生まれて初めて口にするミルクは、免疫を獲得する大切なもの。
「ミルクや酪農と聞いた時、幸せや愛情を想起するものになってほしい」とナカシマファーム代表の中島さんは語ります。

ミルクのピュアな部分を最大限に引き出したチーズや、新しいミルクの味わいを楽しめるブラウンチーズなど、魅力あふれる商品を作っている中島さんに進化を続ける酪農とミルクの魅力ついて伺いました。

INDEX

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ギュッと凝縮したミルクの甘味が楽しめる!ブラウンチーズの魅力。

ブラウンチーズ


佐賀県嬉野市にある「ナカシマファーム」。名前を聞いたことがある方なら、“ブラウンチーズ”が思い浮かぶかもしれません。
ここで作られるブラウンチーズは、ホエイ(乳清)と生乳をじっくり煮詰めた、ミルクの甘みをぎゅっと濃縮させたような味わいの特別なチーズ。発酵をさせていないため、厳密にはチーズとは言えないようですが、チーズ特有の酸味やクセがほとんどなく、スイーツ感覚でも楽しめるのがブラウンチーズの魅力。一口食べると凝縮されたミルクの甘みが口の中に広がります。

ノルウェーを中心にヨーロッパなどでは古くから親しまれていますが、日本で本格的に商品化しているところはまだ数えるほどしかありません。その中でナカシマファームは、そのパイオニア的存在。ここで作られているブラウンチーズを食べて「これならチーズが苦手な私でも食べられる!」と感激する人も多いそうです。

ナカシマファームの代表・中島さんは、「牛乳は母から子への最初の贈り物」という考えをとても大切にしています。赤ちゃんが初めて口にする母乳のように、牛乳にも“あたたかさ”や“やさしさ”が詰まっているという思いです。そのイメージが、中島さんのチーズづくりにも深く反映されています。ブラウンチーズを食べた時に感じる“どこか懐かしい味わい”は、まさに母から子へと受け継がれる愛情をイメージしているのかもしれません。

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コミュニケーションを育むデザイン

中島さんはもともと大学で建築やアートを学んだ、ちょっとユニークな経歴の持ち主。
「実家の酪農と自分の学んだ分野を組み合わせたら何か面白いことができるかも」と考え、地元・嬉野市に戻りました。

酪農というと、どうしても“臭い”とか“重労働”というイメージが一般的に思い浮かびますが、ナカシマファームの牛舎はちょっと違います。中島さんが学んだ建築やデザインの知識を活かして、“人が癒されるような空間”も意識して作られているんです。

たとえば、牛舎の近くに、ちょっと人が腰掛けられるようなスペースを作って、腰を下ろせるようにすることで、地元のコミュニティスペースのような役割を果たしはじめるそうです。牛の世話をするだけじゃない、“人と牛が共に過ごせる場所”って、なんだか新鮮ですね。


ブラウンチーズの楽しみ方

ブラウンチーズをホットコーヒーの上において少し温める

※ホットコーヒーの上において少し温めるのもお勧めだそう

キャラメルのような見た目のブラウンチーズ

※キャラメルのような見た目のブラウンチーズ

ナカシマファームを代表するブラウンチーズは、そのまま食べても十分おいしいのですが、ちょっと工夫を加える楽しみもあります。
まずは、薄く切ってパンやクラッカーに乗せる方法。ブラウンチーズがよく食べられているノルウェーでの食べ方なのだそう。朝食に食べると少し贅沢な気分になりそうです。

そして意外なおすすめが、コーヒーとの組み合わせ。ワインとチーズを合わせるイメージはよくありますが、ブラウンチーズの場合はコーヒーと一緒に楽しむのもお勧めなのだそう。特にミルクブリューコーヒーなど、牛乳を使ってゆっくり抽出したコーヒーと合わせると、ミルク同士のまろやかさがふわっと口の中で溶けあい、幸せな味わいになるんです。この組み合わせはぜひ試してみてほしいところ。

ムードマークではミルクブリューコーヒーもご紹介しています。
水出しならぬ、ミルク出しです。ミルクが持つ香りを吸着する力を利用し、コーヒーの香りをミルクにつける方法です。
ミルクブリューコーヒーは、MANLY COFFEE(マンリーコーヒー)が、ナカシマファームのミルクに合うように豆を厳選しているのだそう。エチオピアのフレッシュでフルーティな香りが、ミルクに溶け込み美味しいミルクブリューコーヒーが出来上がります。

ご自宅でももちろん美味しいミルクブリューコーヒーが作れます。
容器に約500㎖の冷たい牛乳とTBを入れ、スプーンでよく浸します。
※牛乳パックに直接TBを入れても作れます。
そのまま冷蔵庫で8~12時間抽出。
時間になったら、TBの牛乳をよくきってから取り出してください。
お好みで砂糖を加えたり、グラノーラやアイスにかけてもおすすめです。
市販の氷を使うと味わいがワンランクUPするそうなので、是非試してみてくださいね。

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「愛情」をデザインに込める

ブラウンチーズのパッケージ

中島さんは、ブラウンチーズのパッケージやロゴにもこだわりを詰め込んでいます。

デザインを一緒に手掛けるのは小林一毅さん。
周囲の景観や昔ながらの建物、看板などを壊さないように気を配っていて、そういう“いまあるものを活かしながら、新しい風を吹き込む”アプローチが、ナカシマファームのデザイン全体に流れています。だからこそ、ブラウンチーズのパッケージもどこか愛嬌がありながら、しっかりと存在感があるのでしょう。

手土産としてブラウンチーズを持っていくと、「わあ、これ何? 初めて見た!」と盛り上がること間違いなし。食べてもおいしいし、パッケージもおしゃれでかわいい。きっと話のネタにもなりますよね。


ナカシマファームのピュアなチーズ

ナカシマファームのチーズづくりはブラウンチーズだけではありません。白カビチーズや味噌漬けモッツァレラなど、さまざまな種類をつくっていますが、どれも「ミルクの味わいダイレクトに感じられる」のが魅力です。余計なものを足さずに、ミルクがもつやさしい甘みやコクをいかに引き出すか。それを追求する姿勢は、ブラウンチーズと同じです。

ここで今回MOO:D MARKで取り扱うチーズセットについてフォーカス!
今回ムードマークでご紹介するチーズは看板商品のブラウンチーズを含むチーズ5種セット。看板商品のブラウンチーズから、ハードタイプのアイテム、濃厚な白カビチーズなど、チーズ好きにはたまらない味わいのセットです。

中島さん 白カビチーズ


・ブラウンチーズ
ナカジマファームと言えば“ブラウンチーズ”。ホエイの副産物として生まれたこのチーズはミルクの甘さが最大限引き出されているチーズです。
チーズと聞くと、ワインなどのお酒にあわせるイメージですが、是非コーヒーに合わせてみてほしいと中島さん。ブラウンチーズの乳由来の甘味とメイラード反応による複雑なコクとコーヒーのもつ味わいがあって、口の中でとろけるのだとか。

・水田のチーズ3か月
水田と酪農の連携から生まれる日本のチーズ。
3か月間熟成させたセミハードタイプのチーズ。旨味が強く濃厚でまったりとした口当たりのチーズです。水田を活用して、稲を育て、牛たちの餌となり、ミルクからチーズへなっていく。ナカジマファームの取組を形にした一品。

・白カビチーズ
ふわふわの外皮にしっとりとした触感。
しぼりたての温かいミルクでつくるため、雑味がなく、白カビによる熟成の香り。
ミルキーさが際立ちます。

・味噌漬けモッツアレラ
ミルクの旨味をぎゅっと凝縮したモッツアレラチーズに、添加物不使用のおばあちゃんの味噌をまとわせた味噌漬けチーズ。
そのままでも焼いても美味しいチーズ。

・ドライフルーツチーズケーキ
ドライフルーツがチーズの水分を吸い取って、チーズとドライフルーツが融合した一品。
デザートチーズとしておすすめの一品

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中島さん 取材班 ナカジマファーム店舗

循環型酪農が叶えるやさしい未来

中島さんは「建築やデザインの知識を活かして、牛舎や地域をもっと面白い場所にしていきたい。」と語ります。酪農の持つ“イメージ”を変えるきっかけになり、そして何より牛乳が持つ“母から子へのギフト”のイメージをもっと広めたい――そんな思いが、ナカシマファームの活動を支えているように感じます。

中島さんの話を伺うと、ブラウンチーズは“おいしそうなチーズ”というだけでなく、「ミルクのやさしさ」や「酪農の未来」を感じさせてくれる存在だとわかります。次は、このファームが取り組む循環型酪農や街づくりのアイデアをのぞいてみましょう。牛たちや地域の人がどのようにつながっているのかを知ると、ブラウンチーズのおいしさも、また一段と特別に感じられるかもしれません。

豊かな自然に囲まれた温泉地としても知られている嬉野市


ナカシマファームがある嬉野市は、豊かな自然に囲まれた温泉地としても知られています。その牛舎の周りには大きな水田が広がり、そこで育てた稲や麦を牛の飼料にしているのだとか。そして、牛が出す排泄物は堆肥として再び田んぼに戻すというサイクルを築いているそうです。また春から秋に稲を育て、収穫が終われば麦を植える二毛作も実施しています。
土は栄養補給ができるし、牛は国産の良質な飼料を食べられる。そして何より環境への負担を減らせるのが大きなメリット。酪農って重労働なイメージがあるけど、こんなふうに循環型の仕組みをしっかりつくることで、永続的に続けられるのかもしれません。

牛たちも健康的に育てられるし、田んぼにも栄養が戻り、さらには地域の人との交流も生まれる。田んぼで採れた稲を牛が食べ、その牛のお世話をしながらチーズやソフトクリーム、そしてミルクブリューコーヒーを作り、そのアイテムを地域や都市の人たちが楽しむ――まるでひとつの大きな輪が完成しているようです。

中島さん 取材班 ナカジマファーム店舗 ミルクブリューコーヒー

地域とのつながりをデザインする

ナカシマファームでは地域とのつながりも丁寧に育んでいます。たとえば、新しいロゴや看板を作るときでも、近所のお店やスナックの看板をリスペクトしながらデザインを考えているそう。昔からある景観を一気に塗り替えるのではなく、今ある魅力を活かしながら少しずつアップデートする――中島さんの思いや考えをデザイナーの小林一穀さんがデザインに反映させているようです。

デザインというと「華やかにしたい」というイメージがあるかもしれませんが、ナカシマファームのアプローチは、地域で暮らす人の歴史や思い出、伝統などを大切にしながら、これからの未来をどう描くのか、を常に考えているといいます
「牛乳や酪農がもっと身近に感じられるように」という気持ちをベースに新しい要素を加えていく。だからこそ、地元の人にも受け入れられ、観光客にも「ここ、なんだか素敵な場所!」と思ってもらえるのかもしれません。

ナカジマファーム店舗外装

ルーティンの中から生まれるアイデア

酪農は、朝晩の搾乳や餌やり、牛舎の掃除など繰り返しが多い世界。でも中島さんは、毎日同じように見えるルーティンの中にこそ、無限の可能性があると考えています。
「同じことを続けていると、ちょっとの違いに気づきやすいんです。それが改善や新しいアイデアにつながる。」と笑顔で語ってくれます。
繰り返しの作業の中から「あれ? これもう少しこうしたら面白くなるかも」と思いつく瞬間は、誰にでも経験があるのではないでしょうか。ナカシマファームの場合、それを試行錯誤して形にする力があるからこそ、ブラウンチーズのような新しいアイテムが生まれたのかもしれません。


これからのナカシマファーム

ナカシマファームは、ブラウンチーズや他のチーズづくりだけでなく、街づくりやさらなる発展にも意欲的。中島さんは「酪農は地道だけど、その分、無限の可能性がある仕事だと思う。もっといろんな人と関わり、未来のかたちを考えていきたい」と語ります。

地域の子どもたちに酪農を体験してもらったり、新しいチーズ製品を開発したり、さらには建築やアートの視点から酪農をはじめとする街全体のデザインに踏み込んだプロジェクトを進めたり――想像するだけで、わくわくしてきませんか? 酪農のイメージをガラッと変えるような大きな可能性を、ナカシマファームは秘めているのです。

もし気になったら、まずはブラウンチーズを試してみるのがおすすめ。
あの濃厚なミルクの味わいが心に染みわたったら、中島さんが思い描く「母から子への贈り物のミルク」の物語が、いっそう身近に感じられるはず。

ナカシマファームが実践するのは、ただおいしい牛乳やチーズを作るだけではありません。建築やデザインの知識を活かして牛舎や地域の景観をアップデートし、循環型酪農で環境と人にやさしいサイクルを作り出し、さらに周りの人たちを巻き込みながら新しい価値や文化を創造している。

「酪農なんて、泥臭くて大変」と思っていた方ほど、ナカシマファームの活動に触れると驚くかもしれません。そこには、想像以上にクリエイティブで、現代的で、そして未来に向かって進んでいる“新しい酪農”の姿がありました。

中島さん  MILKBREW COFFEE




<ナカシマファーム / Nakashima Farm>ナカシマファームチーズセット

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